私はいつも
貴方の胸の前らへん
ここが私の特等席
静かな寝息をたて
無垢な顔で眠る貴方を
いつも 夜が明けるまで
貴方の腕のなか 眺めていた
ふと 眠れずに居る
私に気付いて
頭を撫で キスをくれる貴方が
愛おしくてたまらなかった
一分一秒でも長く
貴方の顔を眺めていたくて
一分一秒でも長く
貴方の温もりを感じていたくて
寂しくて 眠れない夜
瞳を閉じれば
いつでも貴方が居てくれたあの頃
もうじき
貴方の居ない
三度目の冬がくるよ
瞳を閉じた
私の前に広がる世界は
いま 暗闇でしかないよ
2006/01/18 (Wed)