閉められる扉の微かな音
その静かな行いに
すがる余地の無い事を知る
せめて勢いよく解り易く
音を立て
感情あらわ
閉ざしてくれたならば
文句の一つも言いながら
追い掛ける事できたろうか
後ろ姿と
静寂だけ
残された
もう二度と開けれない扉
その向こうは
もう、空虚で
ただいま
なんて返ってこない
戻らない
を知りながら
見つめ続けて動けない
終わりなんて滑稽なもの
そんな夢ばかり見る
一緒の夢を見るはずではなかったの?
どちらが夢なのか
区別がつかないとこにきた
2005/09/16 (Fri)