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悠月 の部屋  〜 新着順表示 〜


[24] 詩人の詩
詩人:悠月  [投票][編集]


詩を
詩を書きたいと思った

あたしにしか
書けない詩を
この手で





※詩は全てうたと呼んで下さい

2011/01/01 (Sat)

[23] I am a liar
詩人:悠月  [投票][編集]


ほらまた
嘘が口を飛び出す

あたしが泥棒になっちゃったら
きっとあなたのせいだ


(でも、それでもいいの)


(あなたが笑ってくれるなら
世界一の泥棒にだって
なれる気がするわ)

2010/12/27 (Mon)

[22] goodbye my little Peter Pan
詩人:悠月  [投票][編集]

僕が何をしなくても
雨は降って 雨はやんで
僕が何をしなくても
君は笑って 君は泣いて

「置いてけぼりにしないで」
小さく叫んだあの日の君を
今の僕はきっと
置いてこうとしてるよ
振り向きはしないけど


君がここにいるならば
世界は回って
針は進んで
僕が歩き出した時
世界は回って
針は折れた

「どこにも行かないで」
あの日約束した
小さな二つの小指
針千本でも何でもさ
飲み込んでみせるから
ごめんね
もう 行かなくちゃ


2010/12/24 (Fri)

[21] ラブレター、もどき
詩人:悠月  [投票][編集]

SOSなんて
そんな大袈裟なものじゃなくて

一生のお願いなんて
そんなかっこいいものでもなくて


だからさ そう
僕は未だに
ここから動けなくて

変わっていく景色を
見つめては
寂しくてため息なんか
ついちゃったりしてね


(聞こえますか)
(届きますか)


きっと
僕が子供なだけで

きっと
あなたはもう
僕のことなんて
忘れているだろうけど


(それでも、)

(僕はあなたに会いたくて)
(会いたくて)

(もう、
どうしようもないのです)

2011/02/05 (Sat)

[20] 無題
詩人:悠月  [投票][編集]

まっすぐにまっすぐに
あなただけを見つめていたら
いつか届くことが
あるのでしょうか


(まっすぐなまっすぐな
あなたの目の先

花咲くあの子はみないフリ)

2010/12/14 (Tue)

[19] 突き放した手は温かかった
詩人:悠月  [投票][編集]

さよなら

そう言ったくせに
君は泣くんだね

夢でも見れたら
良かったのに
覚めなければ
ここにいないで すんだのに

ぼんやりと考える僕を
いつもみたいに
笑えばいいのに


手を離したくせに
君は泣いたんだ


視界が曇ったのは
何でだろうね






※お題【突き放した手は温かかった】は
サイト『plotter』様よりお借りしました。

2011/01/06 (Thu)

[18] 瞬間、焼き付け
詩人:悠月  [投票][編集]

過去のあなたなんか
いらないわ
未来のあたしは
渡さない

過去や未来に浮気しないで
ここにいるあたしだけを見てよ

小さな小指の約束も
背伸びした誓いの指輪も
光らない

つないで抱き合ってふれあって
そのぬくもりだけ
信じさせてよ

2010/12/07 (Tue)

[17] お別れ会 ふぉー みー
詩人:悠月  [投票][編集]

三角帽子を脱ぎ捨てて
星は涙で消えていく
誰かのための笑顔貼り付け
道化師役に疲れてしまった

朝を見るのが怖くなった
でも
あたしをみるのは もう嫌だ
歌え 叫べ
さよならせかい
皮肉な笑顔と手を振るのさ


手にしたものはすり抜けて
掴んだものは棘だらけ
どうして そんなに、? 答えてよ
素顔のあたしに知らん振り

あの子に会うのが嫌になった
ほら
優しい偽善者 成り損ね
笑え 踊れ
さよならあたし
誰かが泣いてくれたなら

2010/12/04 (Sat)

[16] ひとりごと
詩人:悠月  [投票][編集]

君が隣にいるだけで
僕はいいのに

(いつだって僕らは)
(正しさを見つけようとして
迷子になるんだ)

でもね たぶんさ

(間違いも正解も
わかりゃしないんだから)

二人でいる風景が
こんなにもあったかいから
それでいいんだ
きっと、

2010/11/01 (Mon)

[15] 無題
詩人:悠月  [投票][編集]


差し出されたその手を
もっとしっかり握れていたら

二人同じ景色の中に
ずっと一緒にいられたかもしれない

見失いそうになったとき
抱きしめることができたなら

赤い糸が巻き付いて
離れなかったかもしれない


(簡単なことほど
難しくて)


僕らにはもう
あの時の幻しか
見えなくなった

2010/10/16 (Sat)
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