ホーム > 詩人の部屋 > 悠月 の部屋 > 突き放した手は温かかった

悠月 の部屋


[19] 突き放した手は温かかった
詩人:悠月  [投票][編集]

さよなら

そう言ったくせに
君は泣くんだね

夢でも見れたら
良かったのに
覚めなければ
ここにいないで すんだのに

ぼんやりと考える僕を
いつもみたいに
笑えばいいのに


手を離したくせに
君は泣いたんだ


視界が曇ったのは
何でだろうね






※お題【突き放した手は温かかった】は
サイト『plotter』様よりお借りしました。

2011/01/06 (Thu)

前頁] [悠月 の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -