詩人:悠月 | [投票][編集] |
季節は過ぎていくけれど
変わらない想いもあると
思い知らされる
幸せそうな二人の幻は
オレンジの夕日に
溶けて消えた
もういいやって
全部投げ出せたら
あたしはどれだけ
楽になれるだろう
でも簡単に
そんなことできないから
こんなにも苦しいんだ
叶わない夢だと
知っているのは
あなたのあの子を見る目が優しいから
それでもそばにいたいと願うのは
この気持ちに嘘をつけないから
もしもあたしがもっと
あなたが望むあの子に
近かったら
理想と恋(リアル)は
違うってわかってるのにとまらない
募る想いは大きくなって
伝えることできず
メールが来るだけで
一日中喜ぶこの心
そんな風にしたのは誰?
もう笑う二人を
見てられないのは
光れないあたしを知りたくないから
あなたの幸せだけを願えるような
いい子にあたしはなれなかった