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ふたりの部屋


[1] 明日への糧
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一人でも生きていけると思っていた

誰と会うでもなく
話すわけでもなくて

あるとするならば
コンビニで頷くくらい


何もしないままに
夕日が差し込む
今日を精一杯生きたのに
明日への道が見つからない

何もしないままに
一日が終わる
例え夜が訪れても
この心が微動だにしない



一人で生きていれば
一人のペースで時間が過ぎる

全ては身ひとつ
あるのも
身ひとつで

でも

崩れてしまうと
そのペースで時間が過ぎる
過酷な心が
一人で生きてる証


自分を放さないように
一日が終わる
今日を精一杯生きたことも明日の糧になるだろうか…

何もしないままに
終わる今日じゃないと

気付ける心に
なれるだろうか…

慣れるだろうか…








2012/08/09 (Thu)

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