無残に消えた


そして大切な君に


傷を付けてしまった


あらためて自分の


存在価値を確認する


でも君をなくした僕に


価値などない事を知る


今僕が流した涙も


今僕が歩いてきた道も


全て意味のないものだと


君の残像が


僕の心に語りかける

私が泣いていたとしても
周りはわからないんです


だって


私が今泣いている事も
周りは知らないんです


だから


私が泣いていても
周りは笑っているんです

恋を失った痛み


愛を失った痛み


この辛い辛い痛みを


まだ知らない過去に戻りたいと思う人


もう忘れた未来に行きたいと思う人


どちらがこの先


前を向いて歩けるだろう


その答えは


未来の自分が知っている

身体の傷を数えてみる


心の傷を数えてみる


どっちが多いだろう？


「過去」があって「今」があり
「今」があって「未来」がある


身体と心の傷達を数える うちに
僕らはいつしかその意味を忘れてしまったの

永遠なんてない


ずっと大好き
なんて言う人に限って


すぐ嫌いになるし


ずっとそばにいる
なんて言う人に限って


すぐいなくなるし


じゃあいったい


誰が永遠なんて言葉を


作ったのだろう


誰が永遠なんて言葉を


信じるのだろう

この空は広い


だけど


この世界は狭い


空はいいよ


道はないけれど


自分の意思で進める


誰に囚われる事なく


自由に飛ぶ事ができる


悲しい事も


辛い事も


苦しい事も


存在しないこの空は


私の心に


孤独と自由をくれる

私がいなくても


時間は流れます


私がいなくても


地球は周ります


私がいなくても


君は生きています


生きている事に感謝


でも


生きるという事に絶望



同じ命を何度も何度も


そして


同じ運命を巡り


君に出会い


君に恋をして


君を愛して


また私は死んでゆく


この命は何のために


この運命を繰り返し


消えてゆくのでしょう

維持っ張りで


生意気で


阿呆みたいな顔して


嘘つきで


すぐすねて


人を傷付けるような事
平気で言って

泣かせて


偉そうで


バレンタインにチョコ
受け取ってくれなくて


約束破って


本当に最低な人





でも




それでも私は

君が好きなんです

君にどんなに嫌われても

君が好きなんです


どんなにひどいことされても
冷たい人ではないから

根っこは優しい人だと

私は知っているから


今日も君に嫌われながらも

私は君を好きでいる


これからもずっと

左の胸に手をあてるとさ
涙の音が聞こえるんだ

いつしか時は流れ
一緒に涙も流れて

あの日の気持ちも
彼からの愛も

もう

ここにはないの

傷付いて 傷つけて
いつしか心は笑うことを忘れたの

どうか神様
あの素敵で温かかった

彼との時間を
返して…