ホーム > 詩人の部屋 > beetの部屋 > 灰色の夜

beetの部屋


[22] 灰色の夜
詩人:beet [投票][編集]

急遽決まった仕事の

巻き添えで潰れた

休日出勤の帰り


疲れきった脚を

引きずり

眠い目をこすって

空を見上げる


道玄坂を下る手前で

何気に気付いた

灰色の夜


夜なのに なんだか

妙に明るくて

まるでスキー場みたいに

明るくて

なんだか不思議な気持ち

になる


俺の彼女は

新しい仕事に戸惑い

毎日同じ愚痴をこぼしてくる


ああ ホントに

未来 あるのかな

ああ ホントに

どうすれば いいんだろう

灰色の空は僕の気持ち

灰色の夜は長く続く

僕の憂鬱そのもの

誰か この灰色の夜を

打ち倒してくれないか
僕の心は 灰色の夜
晴れそうで晴れない

灰色の夜

こんなものかと嘆きながら

今夜もまた 家に帰れず

また 雨が降っている

2006/09/14 (Thu)

前頁] [beetの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -