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beetの部屋


[84] 永遠の遊牧民
詩人:beet [投票][編集]

独り 目まぐるしい喧騒から離れ

木陰に佇む

遅まきに訪れた夏の恩恵を感じ

時間とゆとりの大切さを感じる


今は夏なのだ…。


効き過ぎたクーラーのある場所で

仕事と日常に追いまわされ

人間らしさのかけらもなく

表しようのない孤独と無意味さを隠し

ただひたすら

次のオアシスを求めひた歩く。

人は生きる限り

永遠の遊牧民なのだ


季節を感じるのは

僅かな合間を縫って

外へでるひと時だけ


そして

また次のオアシスを求めて

戦争が始まる

そして、時間とゆとりという

次のオアシスに辿り着いた時

今度は君がそばにいて欲しい

時間とゆとりと


そしてやすらぎを僕に…。


2007/07/29 (Sun)

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