ホーム > 詩人の部屋 > 青央紗の部屋 > 透明の本当

青央紗の部屋


[32] 透明の本当
詩人:青央紗 [投票][編集]

甘い色したタイルに突き進む光

あなたのかわいい心みたいな色のカーテンがフワフワした

恥ずかしくて見つめれないあなたの瞳は冷たい湖

空からウサギの形の色んなお菓子が降り注ぐ

柔らかく波打つカスミソウは海に隠れて行く

空の光のフラッシュに体はふらふらになりめまいがした

冷たさが部屋の温度で溶けていく

お互いの意地を張った態度も溶けていく
空は決して偽り無い色でいつもいる

あなたみたいに

そう信じ続ける

空は絶え間なく真実を見せている

2006/01/19 (Thu)

前頁] [青央紗の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -