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青央紗の部屋


[50] わたあめの音符
詩人:青央紗 [投票][得票][編集]

冷たい涙が

うさぎを見つめた

柔らかいワタアメが雲になった

私は変わらない景色見つけて心に込めた
星形の雪がキラキラ降る頃に

歪んだ桃色の雲が
黄色い流れ星をこぼした

緑の瞳の妖精の猫が甘い太陽ヒトカケラ食べる

桃色の毛を逆撫でて桃色の雲を蹴散らして

小さな暴動の上に
砂糖が降り注ぐ

生命達

夜になればみんな下をうつむく

見えない心
色鮮やかに
羽広げる
雲の中で

2006/09/05 (Tue)

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