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NZOの部屋


[20] タオル
詩人:NZO [投票][得票][編集]

君が置いていったタオル

顔に被せると光を閉ざすのと同時に君が僕を包んだ


それと同じ様に


僕が発する不器用な愛

ゆっくりと君に染み込んでいけばいいと思うんだ


過ぎ行く季節は止める事はできない

風に舞うビニール袋も

高く登り落ちてゆくボールさえも掴めない

そんな僕を君は快い瞳で見つめる


君が置いていったタオル

顔から退けると光と同時に君が光り輝いた


それと同じ様に


僕の確かな強い想い

淋しがる君の心に暖かく光り輝けばいいと思うんだ

2006/06/23 (Fri)

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