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Akira“STARMAN”の部屋  〜 投稿順表示 〜


[11] As Earthling
詩人:Akira“STARMAN” [投票][編集]

罪と罰
床に伏し
受け容れなければならない
バチがあたったんだ
オーバーフロー
流れる雲に健全さを感じる
考えるほどに深遠な嘆きの淵に落ちて行く
想うほどに遠ざかる
もがき苦しむ人間としての幸福
地平線を歩く

2007/10/10 (Wed)

[12] Sun
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この世に二人だけ
君は別れに際し
二週間の猶予を与え
無言の会話で僕を励まし続け
瞬く間に僕をかえた
あの冬の朝
君は陽光に導かれながら天に召され
永遠の君に
病室からの真っ白な景色小山と小さな平地
泣き時雨れ
冬の朝
髪の先々まで
慈しみ深き妻なる君
白い雪と大地
白い装束
楽しみにしていた
美しくも儚い白い着物 白い病室
白い太陽と浮雲
銀色の指輪と鋏
どうもありがとう
君の息吹き
僕の嘆き
笑み 音 残像
悲劇と喜劇と観衆
もたれる君の心地よい圧寄り付く熱

2007/10/10 (Wed)

[13] いつまでも
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オレを怒らすことなく起こすことができるオマエが大好きだ。
いきがるオレの話を聴きソファーで優しく微笑むオマエが大好きだ。
料理を褒めたときに恥じらい照れるオマエが大好きだ。
集中して真摯に仕事に取り組んでいるときのオマエが大好きだ。
眠いのを我慢しているときの顔、スヤスヤと寝息をたてて幸せそうに眠るオマエが大好きだ。
いまなお微笑むオマエが大好きだ。

2007/10/10 (Wed)

[14] 尊在
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やさしかったきみへ ぼくは やさしくなかった
ただしかったきみへ ぼくは ただしくなかった
くるしかったきみへ ぼくは くるしませるだけだった

なんて尊い存在
失ってから気づくなんて

それでもきみは不思議な白い世界で
やさしいままで
ただしいままで
くるしませまいと微笑む


2007/10/10 (Wed)

[15] 願望
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いらない いらない。もうなにもいらない。

世迷い言も 戯れ言も

新しい愛を望まない

欲しいものなどない

うららかな陽気もいらない

ゆとりに満ちた生活も望まない

もう何も望まないから

悲しい出来事をなくしてくれ

2007/10/10 (Wed)

[16] おきざり
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待ってあげればいいだけなのに
忙しいだけだったのに
大変だっただけなのに

置き去りにしてしまった。
どんなに省みても
もう戻らない

2007/10/10 (Wed)

[17] 惰性
詩人:Akira“STARMAN” [投票][編集]

  

わけもなく生き延びている
一瞬の欲望を満たそうと生き延びている
時の過ぎゆくままに
流れも変わらない

生きながらえている
とうに死んでいる

2007/10/10 (Wed)

[18] 怒りを鎮めるために
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ありがとう ありがとう
君の喜怒哀楽よ ありがとう
出逢えて良かった

苦しみよ 哀しみよ ありがとう
導きを信じている

僕のカオスよ 運命なんだ
僕のハートよ 修行なんだ

僕たちが最上級の かけがないのない
僕たちであるために

2007/10/10 (Wed)

[19] めいそう
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おもいおもいにおもいおもいおもう
それにこたえるというこたえがこたえる

あいはあいによりしんじつにあい
あいたいとねがう

君が現世を離れなければならなかった理由
僕が現世に残された理由

めいそうしてみてもめいそうする
かんがえなければいいのだろうか
おもわなければすむのだろうか
わすれてしまえばきぶんがはれるのだろうか

どこかにこたえがあるかもしれない


2007/10/10 (Wed)

[20] 愛する人の瞳
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めいっぱいに
やらなきゃだめだ
悔いが残らないよう
愛さなければならぬ

愛する感情をあらわにすることは
いけないことなんかじゃない
愛する人を尊敬しているならば
どこまで表現するべきか
わかるはずだ

尊敬していれば刻一刻
絆は強く深くなる

尊敬していれば
瞳を合わせて話せるはずだ

2007/10/10 (Wed)
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