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Akira“STARMAN”の部屋


[2] Morning
詩人:Akira“STARMAN” [投票][編集]

自分が理解できない
彼女を理解できない
僕は独り佇んでいる
彼女は忘れてしまったのだろう
彼女は忘れてしまった
特別な存在だったのに
今は忘れられた存在

もっと急げ
もっと急げ
自意識を超越し
自覚すらできない境地へ
彼女とのリンクを抹消しろ
僕は問われるまで
気持ちを話さない
誰が悪くて
誰が正しい
無意味な問題に固執しすぎる
私の愛のすべてを尽くしただなんて彼に言ってはならない

思考がまとまらない
考えることが多すぎる
僕のエゴは無敵

彼女に話すことはない
傍に佇んでいたかっただけ

僕は話さない
通じ合える仲だと確信していたから

誤解と真実だけが癒えない傷となって沈着する

僕のベッドは空っぽだ
誇張された世界における真実
僕のベッドは空っぽだ

彼女の心は異国の地
僕もしばらくそこにいた
意味を為さないことかもしれないが
努力したなら
理解できるかもしれない
誤解と真実だけが癒えない傷となって沈着する

僕のベッドは空っぽだ
誇張された世界における真実
僕のベッドは空っぽなのだ

2007/10/01 (Mon)

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