ホーム > 詩人の部屋 > Akira“STARMAN”の部屋 > 思い出す

Akira“STARMAN”の部屋


[24] 思い出す
詩人:Akira“STARMAN” [投票][編集]

  
思考がまとまってきたような気がする
無常観や夢や欲望が空虚であること
それでも生きた証を求めようとすること
かつてのバラバラ支離滅裂な思考
そのことを至上としていた自分
なんだかわかってきたような気がする
どんなに頑張っても どんなに欲しがっても
どんなに褒められても どんなに得ても
死んでしまっては

それでもやっぱり
美しい風景に心が豊かになったり
ステキな話を聞いて感動したり
晴れた香りに爽快感を感じたり
なくなったりはしない
影を潜めているだけだ
供養を通じて回復を待つ

2007/10/10 (Wed)

前頁] [Akira“STARMAN”の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -