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Akira“STARMAN”の部屋


[36] 応答
詩人:Akira“STARMAN” [投票][編集]

  
おまえと意思が通じなくなってから
語り続けている自分がいる
この病室は新しいから
泣こうが喚こうが

笑わそうとしたり怒らそうとしたり
けれど結局泣き崩れてしまう

おまえ聴こえているだろう
そうでなければ
大切な人が訪れたとき爽やかな表情にはなるまい
大切な人が帰るとき涙なんか流すまい

二人きりの長い夜の始まり
頭を撫で手を握りしめ
謝罪と御礼と想い出と
そして夢をおまえに聴かせよう

2007/10/10 (Wed)

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