詩人:Akira“STARMAN” | [投票][編集] |
おまえと意思が通じなくなってから
語り続けている自分がいる
この病室は新しいから
泣こうが喚こうが
笑わそうとしたり怒らそうとしたり
けれど結局泣き崩れてしまう
おまえ聴こえているだろう
そうでなければ
大切な人が訪れたとき爽やかな表情にはなるまい
大切な人が帰るとき涙なんか流すまい
二人きりの長い夜の始まり
頭を撫で手を握りしめ
謝罪と御礼と想い出と
そして夢をおまえに聴かせよう
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