ホーム > 詩人の部屋 > になみ なおの部屋 > 新着順表示

になみ なおの部屋  〜 新着順表示 〜


[12] 夢だった
詩人:になみ なお [投票][編集]

君がいて
その目が僕を見ていて
カーテンが揺れていて
光が部屋の中に溢れていて
やわらかな
とてもやわらかな
気持ちがして

目が覚めた

覚めなければよかった

夢でしか会えない君に
やっと
やっと
やっと

会えたっていうのに

どうしてこんなに
涙あふれてくるんだろう

2005/05/16 (Mon)

[11] 愛してるの意味
詩人:になみ なお [投票][編集]

たいてい
愛してるって言葉を
繰り返すうち

『愛してる』
じゃなくて
『愛してほしい』
になってるみたい

誰もが
愛されたがっている
から

2005/05/16 (Mon)

[10] 無条件の愛
詩人:になみ なお [投票][編集]

君が何を言っても
どんなことをしても
どこか変わってしまっても

君を愛している
君を愛している

君が一度も振り返らなくても
君が何も言わなくても
君が
何も僕に与えてくれようとしなくても

君は君だから
だから
僕は君を愛している
いつでも君を愛している

2005/05/16 (Mon)

[9] 
詩人:になみ なお [投票][編集]

ひび割れて砕け散った
鏡のかけらの
ひとつひとつに空が
映っている

ああ 手を伸ばして
かけらをかざせば
私が映っている
草も 街も 道も…

何かが壊れるってことは
ほんとうは
形が変わるだけ の
ことなのかもしれない

2005/05/15 (Sun)

[8] みらい
詩人:になみ なお [投票][編集]

未来は目の前の
ずっと遠くにあると
思っているんでしょう

どうやらそれは違うみたいで
振り返った後ろの方から
やってくるみたいだ

だからいつも未来なんて見えなくて
こわい

2005/05/15 (Sun)

[7] 恋かもしれない
詩人:になみ なお [投票][編集]

どうしよう

どんな人からの
愛の言葉よりも

あなたに
名前を呼ばれるのが

いちばん幸せって
感じてしまうの

2005/05/14 (Sat)

[6] 君の孤独
詩人:になみ なお [投票][編集]

人が一番
独りになるのは
眠っているときだと思う

なのに
なぜそんなに
安らかで
幸せそうに見えるんだろう

なんだか
君の眠りを守っていたい

2005/05/14 (Sat)

[5] 君を好きになるのに
詩人:になみ なお [投票][編集]

君の気持ちは無視できない
君の意思も大事にしたい
君は君がしたいようにすればいい

ただ

僕は
君を好きになるのに
遠慮はしないからね

2005/05/14 (Sat)

[4] 君の世界
詩人:になみ なお [投票][編集]

君が話しているのを見るのが好きだ。

大好きな本のページをめくるときみたいに、
次の君の言葉を待ってわくわくしている。
初めての土地を旅するときのように、
新しい君の表情を見つめている。

君の世界を読んでみたいよ。

2005/05/13 (Fri)

[3] 風が遠ざかるまで
詩人:になみ なお [投票][編集]

あなたを
抱きしめてもいいですか
ただ独りで 必死に
立っているように見えるから

その姿が厳しくて
美しくていとおしくて

ただ
手を伸ばしたくなった

あなたを私は知らないしあなたも私を知らないけれど

強く強く
抱きしめてもいいですか
しっかりと
抱きしめていてもいいですか

2005/05/13 (Fri)
32件中 (21-30) [ 1 2 3 4
- 詩人の部屋 -