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になみ なおの部屋


[30] はるかむかし
詩人:になみ なお [投票][編集]

はるかむかし
わたしがいて
あなたがいて
ふたりで歩いたね

あの延長線のうえに
わたしはいるのかなあ
あの歩みのずっと先に
あなたはいるのかなあ 

じゃ と手をふって
そしてまた待ちあわせたみたいに
あなたと歩いているのかなあ

そんなことを思った
目がさめたとき
ふたり分の影が
記憶みたいに揺らいだから

2005/07/25 (Mon)

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