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愁心の部屋


[7] 一粒の涙
詩人:愁心 [投票][編集]

君は行ってしまった。
あの垣根の向こう。

僕の知らない誰かのもとへ。

君は行ってしまった。
あの垣根の向こう。

僕が手を伸ばしても届かないところへ。

君は行ってしまった。
あの垣根の向こう。

僕の知ることのできない世界へ。

僕は一人ぽっち、ひざを抱えてまるくなる。
僕は一人ぽっち、涙が一粒…

流れて落ちた。

2005/07/25 (Mon)

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