詩人:未知 | [投票][編集] |
実は期待してた
次の一言を待っていた!
なのになんて素っ気ない
事務的なエンドロールなんだ
肩透かしってやつだよ
発情した心のうち。。。
逃がせない熱がまだ
こもったように
愛を突き動かす
どうしようもない今に
舞い降りた天使のようだった
下心に気づかぬフリをして
純情な少年に
汚名を着せた罪よ!
夢のために捨てられないものが
プライドのために
守りたいものが
行く手を邪魔して
ばかりだよ
甘い甘い彼女の罪
消えない僕らの過ち
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今を思い知ることに怯えていた
見えない明日を背負うことに。。。
ありふれた不安を抱きしめ
また風に吹かれては
醒めきったような顔
言い知れぬ気持ちが
焦って溢れて日常にはみ出すよ
押し潰されそうな現状
まだ足りないと嘆ぐ臆病な心に
大人のフリをしてみても
薄っぺらのメッキじゃ
簡単に剝がされてしまうから。。。
だってだってさ
よそ行きの顔が出来ないんだ
交互に泣き笑う日々
忍ばせた野心は夢想家の証
愛が欲しいとか
誠意が知りたいとか。。。
意味のないやりとりばかり
ここで引き延ばす
罰を逃れるように
空が落ちる日を
期待して待つ今日
どこか物憂げな横顔と。。。
だってだってさ
よそ行きの顔が出来ないんだ
まだそういう仕様じゃないんだ
言い訳してまたおちてゆく
抱きしめてもこの手から零れてく
泳ぎ切るには
あなたは深すぎて
僕は窒息してしまうんだ
手に負えないこの今を
あの人は嘆くかな
もどかしさだけ
いつも先行して
ためらいがちな明日へと続く
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大義に名を借りて逃避行
肩書きは持たない
まさに夢の中
美学という
言い訳のオブラート
甘く甘く甘く...
続かないよ命の声
届かないよ君の愛
こときれて
明日にはもう
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埋もれる弱さと優しさに
ホントは気づいているけど
心は現状にあえぐだけ
やり過ごすだけの日常
ルーティーンに追われて...
移り変わりの激しい現代だから
大事な何かが欲しい
大事と思える何かが欲しい
たったひとつでいいのに
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胸張って
堂々と
クズらしくいこう
恥じる必要はないっ
僕らがいるから
彼らは
輝けるのだっ。
と。。。
そうだ
臆することもないっ
ヒエラルキー
支えているのは
僕ら底辺
よく覚えとけっ!
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まぶたの外でも裏でも
叶わない夢ばかり
手に入らないのに
手に入らないから
美しいものだけ
追いかけている
悩ませないでね。
いつだってウソツキな
自分自身に
鏡のなかで
問いかけていた
本当に欲しいものは、なに?
迷子ごっこ
繰り返すあいだにも
タイムリミットは刻々と迫る...
隠しつづけてきた
想いも痛みも真実も
いっそこのまま
秘密として終わらせる?
今日も眼に映るのは
美しいものだらけ
この手に届かぬ人だらけ
なりたい自分に
なれないままで
砕けた反骨心
捨て去った自尊心
言わせたくなかった
きみに言わせてしまった
聞きたくなかった
いま、きみが、そっと吐き捨てた
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不幸に気づかないのは
幸せなのかな
知らないでいいことも
たくさんあるかな
季節を素通りしながら
だんだん壊れている
いまはどうしてかこんなにも
傷つきたくて
傷を付けたくて