詩人:未知 | [投票][編集] |
さっきまでの平穏と
これからの騒動
想像しても届かないでしょ
だって現実なんて
思いもよらない
そうさ小説より奇なり
形振り構わず二人
ご都合主義で帳尻合わせて
ハッピーエンドで
さいごに笑え。
信じるならここにだって
幸福が訪れるでしょ
見つからないんじゃなくて
探し足りないんでしょ
預けたままのミライ
奪い返せタマシイごと
虹色の傘で夜も畏れずに
次々とまた生まれゆく
新しいメロディーと
その想いに耳をすませて
気持ちまるごと世界に届け
360度死角ナシ!
恋はすべてを
無敵に変えたのだ
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過去に戻れず
未来に飛んでゆくことも
出来ない
窮屈なこの惑星の
慎ましい生き方
知らないことが多すぎて
知りたいことが
多すぎて
未知に恋
焦がれる日の少年
隠したいことは
ゴマンと溢れ
隠しきれないその先で
秘密の過去が
少女を包んで蓋をした
すべてのヒントは
彼の呟きと嘆き
そして生温い風のなか
あるようで
それは掴めない虚実
あるようで
それは何処にもない
夢想
脳内ですらきっと
完結できない
そのストーリー
終わりを求めて
彷徨っているだけ
取り憑かれたように
また彼らは
答えを探した
見えない幸せを
感じとるために
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もう強くなれない
「つよがれない...。」
額こすりつけた
赤土の庭
膝を折って泣く
萎びた花の向こうで
今夜の風は
なんだか甘い
ふらふらと吸い込まれ
その蜜のなかへ
とけてしまいたくなる
ユーウツの罠にかかる...
愛をささやいたり。
いろいろ忘れたくないよ
生きてる実感
近ごろ足りなくて
キスをせがんだり。
もろもろ忘れたいことばかり
ありふれた言葉で飾る
日常のキセキ...。
空想を頼りに
進む真っ暗な迷路
出会う人の数だけの
別れがあるセカイ
思うたび胸がくるしくて
この体はとても窮屈で
君のなかへ
とけて、しまいたい
て思った
ぜんぶを溶かして
無かったように笑いたい
祈りと戯れ言は
ごちゃ混ぜになって
いま、閃光のように
..燃え尽きながら
愛ある夢で膨らめば
また同じように
悲劇を繰り返す
「窮屈なのは本当に体なの?」
心は心ない言葉に潰されて
どうしてもここから
抜け出せない
いたずらに委ねた明日
枯れゆく花が
最期を気取っていた
「キレイゴトだけじゃ足らないね」
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「たまには他人を無視しなよ」
気にしいな自分に言う
「痛みもぜんぶ忘れてみなよ」
破天荒な空を期待してる
「悩むほどのことがあるの?」
すれ違うときもあるけれど
ここまで流れ着いたイマ
明日のことさえ知れない今
あえて言うなら夢だけ食べた
そうしてここまで大きくなった
この心の中の言葉に
きみはまだ騙されたがってる?
食傷気味でうんざりだ
輪廻転生の罠に掛かるよ
育ち盛りの反抗分子たち
牽制するように劣勢の前線
「セオリーなんて無視しなよ」
「現在地なんて確認するなよ」
本当は痛がりで強がりな僕は
空の色さえまともに見れず
そっと蓋をしてまたキツク閉めた
この瓶の中で毒は培養されるだろう
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溜め息で膨らんだ風船
空にとばしても
心は全然軽くならない
君に伝わらない言葉が
伝えられない気持ちが
たくさんありすぎて
身動きとれないよ
日々鉛のように
重たくなっていく
まじないみたいな
祈りや願いが
この体を蝕んでいるみたい
なかったことに
したいことばかり
未来はどっちだ?
パンチドランカーのなれの果て
揺れうごく魂
ストロボみたいな
目眩まし的子供騙し
前に進めないんだ
君なしでは
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時間は過ぎても
消えない痛みだってあるサ
もどかしさと並走するように。
この瞬間にも
孤独は膨れ上がってくよ...
この体におさまりきるのかな?
ボロボロでもそこそこに
確かに生きてきた
ここまできたはず...
はずなんだケド。
まだ信じ切れない
自分の器
To Doリスト
日々更新されても
手にできたものは
圧倒的に少ない気がする
現実が妄想に
追いつけず遅れをとって
...そのままサヨナラ、なのかな?
震える夜に
心をじらす言葉たち。
「欲しいもの」はぼくに足りないもの?
「足りないもの」が
ぼくの欲しいもの?
考えても考えても
尽きない悩み
出せない答え
課題山積みの未来に
心底いやになる。
ナイモノネダリタガル。。。
だけど...まだまだつづくんだぜ
ワガママなあの子とは
おさらばできても。
自分は自分と付き合ってかなきゃ
ならないんだゼ?
いっそ、諦めて高望み?
派手に散るのも酔狂なこと
ジャンプしたって届きそうもない
途方に暮れるほど高い
とおいあの空
愛そうが憎もうが
いずれにしろ世界は回ってるし
明日もどうせ勝手に回るだろーし。
終末論
待ち詫びたところで
期待通りにいった試しナシ!
つまり用なし
君なしでも生きてけるし。
全然どうってこと無し。。。
言い聞かせて裸のまま
うずくまり眠る夜の正夢よ