詩人:未知 | [投票][編集] |
好きとかきらいとか
明確な線引きで
はっきり言えたらいいのにね
「きらいじゃない」
「あんまり好きではない」
ふわふわした回答で
誤魔化すアンケート
牽制球だらけ
互いに監視しあい
だんだん世界が窒息してゆく
したいとか辛いとか
明確な実感で以て
はっきり言えたらいいのにね
「してもいい?」
「ちょっとしんどいかも。。」
いつでも回り道な僕ら
キャッチボールは続かない
生きることについて誰かに
お伺い立てなきゃ
いけないの?
だってこんなの馬鹿げてる。
笑われたって気にするな
星空は取るに足らない
この命にささやいた
無関心という大多数
"烏合の衆"
霞んで遠くなっても
引き金をひくだけで
楽になれるわけがない
本当のことに気づいてる。
それぞれの枠が
重なり合うとき
そのちいさな共有空間を
僕らは世界と呼んで
愛したり傷つけたり
とめどなく終わりのない
流れるような日常を
ずっとずっと繰り返してゆく
詩人:未知 | [投票][編集] |
やさしすぎるのもいい加減にして
嘘の上塗りより行動をして
君がしたいことを今は、して
そうしたら好いか悪いかは別にして
何だって私は許したいとおもうよ
-今朝の夢はひどくシュールだった
はっきり全部を覚えてるわけじゃないけど
後味がとにかくシュールで苦いの
それは君と一緒に居るときに
感じる感覚ととてつもなく似ている
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肉体を捨てよう
自由になろう
さぁ旅立とう
あたらしい世界へ
自由で無垢で平和な
あたたかいあの場所へ
汚れのない心と
怖れを知らぬ
ときめき
あるものはそれだけ
必要なのは一歩だけ
空高く赴こう
自由になろう
解放されよう
すべてを捨てて
そこで眠ろう
魂が癒されるそのときまで
巡りくる鼓動が
きこえてくるまで
少しの休息だよ。。
さぁ迎えにきたよ
傷つけるものはどこにもない
脅かすものは
どこにもない
正しく廻る世界のなかで
未知と神秘の宇宙のなかに
あなたは愛に
満たされて眠る
赤子のようにひたすらに
詩人:未知 | [投票][編集] |
忘れてしまいたい過去
ぜんぜん忘れられなくて消えなくて
誰の記憶にも刻まれたまま
当人だってちっとも癒されなくて
なのに忘れたくないことばっかり
なぜか褪せてうすれて溶けてしまう...
ユメであってほしいと思う悲劇は
いつも現実に起こること
叶ってほしい素敵な世界は
たいてい夜の夢の中だけのお話...
いつもどこかなんかズレている
希望は独善的...
愛と正義に揉まれて傷む
だけどいつか君に胸張れる日を
本当はきっと待っている...
言葉にも態度にも出さないけれど
表情で読み取って。なーんて
期待に膨らむこの未来への想い...
負のモニュメント打ち建てた夜に
愚痴まみれのダイアリー
あなたの名前を全部消去した
別の選択肢を選んでも
いつも浮かぶ夢がある
矛盾した世界を許す為
清浄な光で癒す為。
詩人:未知 | [投票][編集] |
目と目が合ったその次は
指と指がたまたま触れて
なんとなくなんとなく
傍に居るだけで
お互いがお互いを
想いあう空気になって
(いると僕は感じていて)
告白の前にまぁ
なんやかんや起こって
ちゃんと確認する暇もなく
ダラダラ月日は流れ
それでも大人だから
こういうのもアリだろうと
気取ってる間に
君は彼氏を作った
正直恋人だなんて
思ってもなかったなんて
そんなこと今さら
言われても、、、
だって君は僕を
避けなかったじゃない
誘いも3回に1回くらいは
OKしてくれたし、、
メールの返事も
たまにくれたし、、
ずっと態度も
普通だったじゃない
君は若干引いていた。。。
価値観の多様性は
おそろしいもんです
人間って人間って
未知なるもんです
僕が確かに
感じていたもの
君は全然気づかなかった
あのとき
神秘的とすら思えた
出来事の連続も
君には偶然の産物
ぜんぶぜんぶ
スルーしていただけのこと
君は悪くない
僕も悪くない
二人の感度が
違いすぎただけのこと
たぶんね僕が思うに
女の子はたぶん
奥行きがありすぎるよ
女の子はたぶん
難解でややこしすぎるよ
女の子はその分
理解不能で
永遠に分かりあえないように
思えてしまう
でも女の子はそれだけ
愛おしくて
しょうがない生き物
彼氏と幸せになれよ!!
僕は親指を突きたてた
君はかなり引いていた。。。
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やましさともどかしさとが
醜くも混じりあう
今日の日のせつなさを
伝える相手も特になし。
ひとりごとのように綴る
夢のないゆめ物語
それでも現実は確実に
このドアの先につづいてく
詩人:未知 | [投票][編集] |
「痛み」は当事者にしか
分からないのかもしれないけど
「痛々しさ」なら...
この場所からでも、感じてる
その「悲しみ」が伝染して
また、別の誰かは「苦しい」よ
仮想空間にはびこる真っ黒な独り言
余りに冷たい、息もできない
本当は気づいている
君の「声」に気づいている
けれど、如何すればいいのか...
如何するべきなのかわからない
孤独をどしゃぶりに浴びながら
もたれる壁もなく、ただ膝を抱いてた
涙が出るのは淋しいからじゃない
必要とされない、「無力感」...
この悲しみも伝染したなら
また別の誰かが、苦しくなるね
そしていつか僕のもとへと戻ってくる...
世界が丸いと言われる所以さ