詩人:未知 | [投票][編集] |
弱音を吐いていいよ
ぜんぶ受け止めてあげるから
思いっきり泣いていいよ
誰にも告げ口したりしないから
頼っていいよ
信じていいよ
急にその手を離したりしないから
もっと甘えてよ
自惚れていてよ
ちゃんとあなたを想っているから−。
詩人:未知 | [投票][編集] |
愛に従順に
君に誠実で。
夢で逢えるかな
閃きを期待している
心の中を覗いてほしいよ
確かに確かに思っている
空は気紛れに
運命を投げつけた
かなしい言葉を浴びていた
あの日々を人生の
総てにはしたくない
笑いとばす日を...
欺瞞より傲慢でいい
表層だけじゃ分からない
真相を知りたい
近づきたい
体温を探ってくれないか
目に見えるものだけでは
満たされない僕ら
ちいさな器に溢れだすほど
たくさんの愛情を
注いでみたい
まだ頼りないけれど
芽生えた気持ち
ここで終わりにしたくないよ
がむしゃらだって
いいじゃないの
夢で逢えるまで待ってたい
詩人:未知 | [投票][編集] |
ゼロからのスタート
なんてよく云うけれど
僕らもう、マイナスからのスタートだ
痛いほど知っても、これからを
進まなきゃならない現状に
向き合うだけの理由もまだ
正直、発掘できてない
ときどき胸に重い鉛が降ってくる
過去も現在もぜんぶ
蹴り散らかして
有り合わせじゃぜんぜん
満足できない
今よりもっと幸せになりたい
あれこれ欲しい、諸々したい...
素直な欲求が溢れ出して
何度も蓋をして
そのたびに泣きわめいて
また振り出しにもどされる
こんなに解りきってても
それでも一歩を踏みだすのに
僕ら、どうしてこんなに
時間と覚悟が必要なんだろう?
平穏は尊く、また荒れはじめる空
気をまぎらわすように
言葉を紡ぐだけ
そうなんだよ。いつだって
波がありすぎて
乗りこなせない日のほうが多い
色々なダメさ加減に
サジ投げてしまいそうだけど...
でもそれって限りなく
生にマジメだから。
あまりに生真面目なために
苦しくなって、自滅する
不器用なやり方でやっと
輪郭に辿り着く
こんなに分析できてても
それでも歩みを進めてゆくことは
僕ら、そう容易くは慣れないし
たぶん今後も
巧くはできないだろうけど
翼なんて待ってても
生えてきやしないから
期待通りでもそうじゃなくっても
ここにあるものに懸けて
これ以上の未来を創ろう
想像を武器に明日を変えよう
僕らは力を合わせて
この海原を漕いでいくんだ
...今日は抜け殻と決別する日。
詩人:未知 | [投票][編集] |
悪夢の中でまだ動けずにいるのなら
甘いアイスで夢に飛べばいい
「きみ次第で何処へだっていけるのに...」
ありふれた言葉だけど真実だわ
まちがい探しに明け暮れて
ここにあるものにも気づかないままで。
吹き荒れる風に手を当ててみた
誰かは泣いて誰かは笑っていた
ねぇ本当は本当のことなんて
どうでもいいはずで
本当はホントは....
貴女が生きていさえすれば
それだけだっていいはず
十分すぎるほどの幻想の欠片
胸に抱いて敷き詰めているの
空を覆うほどに強大な
この現実に立ち向かうためよ
ぜんぶ糧にしたならもっと満たしたい
あの日届けそびれた愛はまだ
ちゃんと握りしめているから
たち込める霧の中に夢うつつ...
まやかしのように浮かぶ道標も
嘘でも今は信じていさせてよ
貴女が生きていさえいれば
それだけで私は構わないんだよ
詩人:未知 | [投票][編集] |
ゆりかごより
墓場のほうが
いる時間長いんだから。
シャレた大理石に
フルネームを彫ろうか
近くにはベンチ
ときどき座って語らって
花はちゃんと飾って
枯れたらまた飾って
悲しんだりしないで
だって全然特別なことじゃない
生き物のすべてに
やがて来る
誰もが通ってゆく未知に
怯えて拒んで
ぜんぶなかったことには
しないで
あのね全然特別なことじゃない
いつかまた
生まれ変わったなら
きっとまた同じように
恋をする
その繰り返し
すてきなその繰り返し
光を浴びて強くなる
詩人:未知 | [投票][編集] |
さまよってさまよって
漂流をするその旅で
ためらってためらって
すれ違う人も
また答えを知らない
生も死も明日も痛みはつきもの
理屈じゃなくて動かせるのは
踏み出す勇気
...心からの気持ち
果てしなく思える
この孤独の砂漠で
空を見上げよう、星を探そう
そしていつか誰かと
出遭えたときは
今度こそ心の声を伝えたい
詩人:未知 | [投票][編集] |
容認と黙認は違うんだ。
眼をみてちゃんと伝えてほしい
今すぐわたしを許してほしい
ひっそりと繋げるこの命の果て
十分世界の痛さも解ったから
そろそろ言葉を選ぶ慈悲を...
これからだれか愛してみない?
生きて確かめ合うほうがいいでしょ
詩人:未知 | [投票][編集] |
あなたに出会うまで知らなかったことは、たくさんあるけれど、
一番の不幸は、時間をムダにして生きたこと
その意味にさえ気づかずに。ただ素通りしたこと
自分の為にだけ、泣き笑いしていたこと
あなたと出会って知った世界が、今ここにあるよ
それは居心地がいいもの...朝も夜もいつも、大切な命。
感じたことのない気持ちも、口にしたことのない言葉も
知らなかった自分にさえ出会えた。
わたしも知らないわたしを、あなたが見つけてくれた。