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未知の部屋  〜 投稿順表示 〜


[221] I, MY, ME
詩人:未知 [投票][編集]

孤独孤独と言うが
あんたはそんな自分に酔ってるだけ
悲劇のなかに身を置くことが好きで
ひとりぼっちでさみしいと嘆く
なぜなら幸せを掴みにいくことは
もっともっと勇気が要ることだからだ
傷つかない道を選んだ結果
実は自分がすり減っている
除けものにされたフリをして
自らその輪から外れたんだ
そんな過去と今に黄昏れて
また窓辺で詩を書いている
そんなあんたにもーうんざりだ
ただそれだけだハヤク消エチマエ!!!

2015/02/08 (Sun)

[222] 不機嫌の理由
詩人:未知 [投票][編集]

もどかしいことばかり
切なくて報われない
いつまでも救われない

そしてウジウジと殻にこもるだけ。。。

今日も臆病に膝を抱く
よみがえる醜い感情
眼を閉じたままで走りたくなる

すべてを壊して
暴れまくって
思いのままに生きる君は

社会からはずれて
際立っていて
ルールも常識の欠片も
ないけど

痛さを堂々と見せつけるような
そんな破天荒さは
時々なんだか羨ましい
何故だかとっても妬ましい

愚かに徹して生きるだけの
覚悟も決まらずに
僕はここで足踏みしている

今日の終わりを
見届けることもなく。
擦り減るばかりの踵

濡れることを避けて
あの海を渡りきるなんて
できないのにね

2015/02/08 (Sun)

[223] 余生と岐路
詩人:未知 [投票][編集]

やがて去ってしまう
いまここにあるように見える
愛も夢も、自由も
目の前にいる愛しい誰かも
いつかはいなくなってしまう

もしそれを知っていて
解っていて君が
あの道を選んだなら
後悔もぜんぶ飲み込んだなら

もうなんにも言わないよ−。

2015/02/08 (Sun)

[224] Believer
詩人:未知 [投票][編集]

不細工な泣き顔
隠しもせずに
らしさ貫くその直向きさも
また君の魅力

2015/02/09 (Mon)

[225] abstract world
詩人:未知 [投票][編集]


昨日の私を暗殺してきてよ
全部なかったことにして

首に纏わりついた黒髪が
神様の吐息に揺れてなびいて
わたしはその瞬間だけ自由になり
自分が無敵になれた気がした

ピアスを1つ増やしてみたけど
劇的に何かが変わる訳もなく。

隔離されたままの心と魂
気が付いたらここに居て
真っ赤な蝶々追いかけてた

放物線を描いて君の中へと
吸い込まれていったあの恋心

染色体の数が割り当てられるように
この運命も最初から
用意されてたのかもしれない

流線型を描いて時代の中へと
飲み込まれていったわたし達

ミサイルが突然にやってくるように
ほんとは日常の平和なんて薄氷
明日のことは誰にもわからない

平行線をたどる二人の論争
堂々巡りなわたしの自問自答
無駄に時間だけが過ぎてしまう

昨日の私を暗殺してきてよ
全部なかったこととして
「そして未来の私を浚ってきて」

凍えるように呟いた本音は
遠くの君には届く訳もなく。

熱に浮かされてクラクラする
あまりに世界が抽象的で
ここからじゃハッキリ視えなくて

一粒の涙が零れ落ちた途端
神様の吐息がそれを乾かして
わたしはその瞬間に不自由を知り
自分の無力さを思い知らされた

2015/02/09 (Mon)

[226] 夕暮れから朝焼けまで
詩人:未知 [投票][編集]

大人になるたび、ウソも笑顔も
色んなことが巧くなってくるけど

君にはほんとを見抜いてほしい

...なんてそんなの、ワガママかもね。

だけど君には「変わらない」って言われたい
そりゃあ、変わりたいとこも
変えなきゃいけないとこもいっぱいあるけど

「やっぱり変わらないね」って、言われたい

だって、解っていてくれてるって感じ...
なんだか分かりあってるって感じ。

君はずっと眩しいままの生き方で
すこし前を歩いてく

ときどき振り返って、微笑んでくれる
泣いてるときは知らんふりしてくれる

こんな関係がいつまでも続けばいいのに...

『夕暮れから朝焼けまで、ずっとそばにいてほしい!』

なんとなく目が合って飛びきりスマイル
ほんとの思いは心の中で

永遠にオヤスミ。。。


2015/02/09 (Mon)

[227] コンクリートジャングル
詩人:未知 [投票][編集]

夢や憧れをフワフワまとって〜
センチメンタル食べつくして〜
地に足つけずに空ばかり見てる
甘い香りに包まれて眠る★

なーんて
そんな生温い生き方は
あの世でどーぞ!!?!

このコンクリートジャングルでは無理!!

だって生き残れないっ!!!

ないものねだりの物欲のかたまり
街中に溢れて埋め尽くして
今日も個性と主張を闘わせ、、、

あ〜〜私も部品の一部にすぎない
そんな日常に君も出陣するの

覚悟して!!!

2015/02/10 (Tue)

[228] 予言
詩人:未知 [投票][編集]

青い空はいつも
おなじように見えて
だけどきっと微妙に違っている

雲だってひとつとして
おなじ形がないように

ありふれた景色も
見慣れた人やものだって
実はみんな違っている

だからきみとぼくも
違って居て当然なんだ

きみに託した言葉
ほんとは自分に
言い聞かせてた
ここで費えて消えそうになっても

凹んだ分だけ愛で満たして
食べ尽くしてよ
そのすべてに見合うように

今この瞬間も
あの高みを目指せと囁く
風の中でかすかに揺れる

だって二人はまだ
なにも始まっちゃいない
罪深いのはおなじ
悪足掻きのあとの微笑みに

新しい何かが生まれる
そんな予言をするよ

2015/02/10 (Tue)

[229] 遠い日の少年
詩人:未知 [投票][編集]


吐いて捨てるほど
ありふれた"個性"だと
君は少し投げやりに言った

さまよう視線は定まることがない

それは君の人生にも似た
荒くれた日の海の
航海のよう

だからどうしたっていうの?

...会話はつづかない

君はお気に召さないものを
すべて排除しなきゃ
気が済まないの?

たとえば吐いて捨てるほど
ありふれた"個性"だったとして
目新しいことは
ないかもしれない

でも特別なんだ

君の眼にありふれたように映る
その有象無象は
ひとつひとつが確実に
違う形をしているんだ

別々の生命体なんだ

それはとってもspecialなこと
奇跡としか思えないほどの
凄い確率で生命が誕生して
子孫は繁栄しつづけて
僕らはその一端で
この時代このときに
ここで巡り合っている
僕らが出逢えたのだって
凄い確率だろう?!

...なんて話しはじめたら
君は酷く煙たそうな顔

ありふれた個性という名で
君が切り捨てるとしたら
それは彼女のすべてだよ

冷めた毒ほどイタいもんはない

表情から滲み出て
感情から溢れ出して
君の言動が
ひとつひとつの眼光が

あのとき彼女を痛めつけたんだよ

ありふれた個性がどうしたって?
ありふれてない個性が
なんだって?

君は自分だけを特別だと思ってる

...確かに君も特別だけど。

それは自分にとっては
自分がとりわけ可愛くて
いちばん特別というだけ

2015/02/10 (Tue)

[230] gotta go
詩人:未知 [投票][編集]

履歴は過去の副産物

...痛み。

混じり気のない
純粋な悪ほど
こわいものはないね

痛がりな素振りで
人目をひいたり
馬鹿げたことして
特別を気取ったりしてた

カッコつけて
ポケットに本音を
ぜんぶ隠してた

君のかなしみを
知りもせず
身勝手に傷つけた

不幸ぶってた
あんな自分

みじめでキライだから

若さがそうさせたんだって
いまも言い訳してる...

開けないままのアルバム
君の笑顔の写真は
僕の心の中にはない

2015/02/11 (Wed)
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