詩人:未知 | [投票][編集] |
独りでこの世に出てきて
独りであの世に帰ってく
解っていても
解っているから
やっぱり寂しさは拭えないね
人恋しさはとめどなく募り
最後の最期まで
心中相手を求めてしまう
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その錠前をこわしてよ
壊したいの-。
だってこんなんじゃ
終われないの
カナリアは
籠のなかで叫んでた
愛に飢えていた
きみが勇気を
ここにも
運んできてくれた
飛べないんじゃない
決めつけないで
飛んでみようと
したことが
なかっただけ
どれだけ
もがれようとも
翼は心に生えていたよ
誰にもうばう
ことのできない
目には見えない翼が
気づいたんだよ
どれだけ
声をはりあげて
ここで歌っても
届かないと
気づいてたのに
気づいてないふりをして
目を眩ませていたことに
気づいたんだ
加速をつけて飛びだして
あの空めがけて
まっしぐら
一瞬舞って
光になって
地面に叩きつけられても
さいごに微笑めれば
ぜんぶぜんぶ
ハッピー
ぜんぶオールオッケー
それだけで救われる
それだけで
生まれてきて
よかったはずだよ
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助けてと言うことさえ
おこがましいような気がした
でも実は人知れず
待っていたのかもしれない
頼りにしてるよ
情けないくらい
タフにはなれない
この体と心でも
今日まで歩いた
なんとかやってこれた
受け容れてくれた
きみがいたから。
自由になれた
このありさまも
きみらしくていいって
言ってくれてありがとう
眼差したままで
本音は隠しても
いつもよりちょっとだけ
空気がおいしいと思えたよ
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結婚なんて墓場だよって。
また始まったいつもの愚痴
自分で自分の墓穴(ハカアナ)掘って
喜んでそんなかに
入るようなもんなんだよって
ちっさい穴のなかで
体育座りでうずくまってんだよって。
俺カースト最下位だからって。
想像したらシュールすぎて噴いた。
私は奥さんがほしー!!
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傷ついた分だけ強くなれるの?
傷が増えるたび
みんな痛いはずだよ
自分の核を忘れたくないけど
忙しない日常のなかでは
目的と手段が
ときに入れ替わる
矛盾のなかでうごけない
省みる暇も余裕もない
生きてることを思い出すために
傷ついているというのなら
もう充分わたしは知ったから
もっと素敵な景色が
この世にはあると言った
あなたの言葉を確かめさせてよ
今までこの眼に映してきた
汚いモノを
ぜんぶリセットさせてよ
小さな画面を飛び出したい
埃かぶった自尊心を磨くように
起死回生
さいごの力を振り絞り
溜まりきった汚れを
吐き出したなら解毒して
今すぐいますぐこの部屋を出よう!
詩人:未知 | [投票][編集] |
自分の幸せを
いちばんに願うのは
考えるのは
べつにフツーのことでしょ
わがままじゃないよ
素直なあかしだよ
そのまんまでいいよ
カッコつけなくてOK!
この際貫き通せよ
それもまた自分のSTYLEと
堂々と胸張って
この道をゆこう
自分のらしさを
自分で決めて
縛られないで!
もっと自然体でゆこう
詩人:未知 | [投票][編集] |
ものたりない
踊りたりない
待ちきれない
結果がほしい!
踏みだした
ばかりの恋にさえ
急展開を
求めてしまう
二人はゆうべ
やっっっと
手をつないだ
ばかりなのに
頭のなかには
ほらすでに
ハネムーン
ベイビー!
詩人:未知 | [投票][編集] |
ありえないことばかり夢に見て
ありえないことばかり妄想してる
そんな、ありえないことが起こったら
どんな気持ちになるだろうって
想像しながら、「ありえないだろ」って
自分で自分にツッコんでいた
いつもの悪癖...なんとなく、自己嫌悪
ひとしきり凹んでみたあとで
でも、すこし冷静になったんだ
だって、ありえないことって
ありえないことなのか?
あの頃の僕たちが予想だにしなかった、
そんな未来が現実になって
その進行形に僕らは生きている
ありえないことも結構
この世では起きてる気がするんだ
ありえないことって
ありえないことじゃなくて
ありえないことって
言いきるほうがありえないこと?
ありえないことなんて
あることがありえない
そう信じてみるのもありかもしれない?!
ありえないことがあるって思うから
人は挑みつづけるのかもね
ありえないことを夢見る想いが
いつかそういう壁をとっぱらって
ありえなくないことに変えるのかもね
だったら私は
ありえないことばかり夢に見ていたい
だってそのほうが面白いでしょ
ありえないことを想像していたい
ありえないようなことがありえる日まで
その瞬間まで生きて見届けたい!!