詩人:未知 | [投票][編集] |
ツキに見放されたような
沈んだ日々の中で
ときどき少し勘違いをして
世界を憎むことばかり
躍起になっていたよ
夢と目標の位置づけに迷い
アコガレが遠く
なるたびに焦る
でも完成形だけを
描きつづけるのって
理想のハードルに
先に疲れちゃうから
過程も試行錯誤も
愉しんで
もっと肩の力
抜いてもいいはず
心のままに生きること
そのものが"らしさ"になるなら
だったらあの人に
嫌われることになったって
もう自分に嘘は
つきたくないって思った
背伸びするより等身大で
この命に恥じない
ように居たいよ
もし会えたら
言い訳もそのまま伝えたい
ツキだってめぐるんだ
おなじこの空の下で。
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フィルター越しの
人工的な空気が
肺を汚して心が枯れて
マニュアル通りの
模範通りの
病んでゆくひと
愛足りないひと
切なくて胸を
押さえるようにダイブした
お構いなしに残酷な現実が
日々をノックする
嘲るように
苦しみを分けあうために
その手をとったの?
きこえない?
こんなに大きな声でも?
まだ見えない?
どれだけそばに寄っても
利用してもいい
きみが笑えるように
ここにいるつもり
ここにいたいだけ
振り返らずに飛び込んで
行き先も知らない
列車のなかで
紛れるような泣き言
垂直に落下して
地に落ちたんだ
誰かが踏んだんだ
痛んでいるよ
案じているよ
駄作と既に
決めつけているでしょう?
利用してもいい
きみが立ち上がれるなら
その肩に手をかけて
今日を踏み台にして
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苦しいけれど切ないけれど
もう後戻りはできないから...
こんなにも誰かを愛せる自分を
いまは心の底から讃えたい
素直に喜べたなら明日はHappy
相思相愛を夢見るそのピュアさ
他人のために悩める人生は
きっと素晴らしいと思うんだ
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夜空いっぱいに埋めつくす
願いごとが矢のように
恋人たちの祈りを連れて
今夜、流星の雨に変わる
本当のことを言ったところで
傷つけあうと分かりきっているけど。
ふたりの愛に終わりはないと
これが運命だっていうなら
いつまでだって信じてたい
いま独り言を奪って
もう後戻りはしない
強引に抱きしめて
孤独よりずっといい
魔法がないから素直になれる
ずっと堪えていたことも
切なすぎた思い出も
色褪せた今だからやさしい
夢見るためにきっと
すべてが繋がってここに在る
ふたりの愛に終わりはないと
これが偶然だとしてもね
いつまでだって信じてたいよ
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居直り強盗じゃあるまいし。
開き直って、はい、そーですかって
強引なすべてが癪に障るけど
なぜか許してしまいそうだよ
流されるのも悪くはないよ
盗んでもいいよこのハート
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泣いても笑っても
変わらない1秒なら
笑ってるほうが
イイに決まってるけど
作り笑いよりは
素直に涙するほうが
潔くて貴女の性に
合っているよ
だから不器用でも
要領悪くってもいい
いまのままでいいよ
いまのままの
貴女がいいよ
無様な瞬間も
ぜんぶここで見せてよ
ひとつひとつまた
積み上げていけば
いいじゃない
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愛することも愛されることもなんだか怖い-。
いつも怯えてる
かなりピュアすぎて。
世界の汚さに目が慣れないまま
引き攣った笑いで、誤魔化している
物陰でみてるのが性に合ってるのだね?
不可侵領域にポツーン。とひとり
だけど、君だけはずっと遠くからみてた
すごくすごくやさしくて可愛くて
名前の通り聡明な
なんだか不思議な子
どうしてか気になる女の子
手を繋いだだけで舞い上がったり
くだらないことでも延々と笑いあえた
沈黙も気にならなかった
それは特別な感情だった
2年越しの恋を打ち明けて
戸惑ったような顔で返されて
気づいたら噂が学校中に広まって
もう居場所なんて何処にもなかった-。
それからはまるで
呪いをかけられたかのように
この領域からはみだすことができない
あなたの言葉は呪文だったんだね
恋なんて気軽にするもんじゃない
人なんて簡単に信じちゃいけない
すべてが絡まり呪縛は強くなる
ピュアすぎて、ピュアの塊りすぎて。
ささいな刺にさえ敏感に
反応してしまう
だからゆうべの言葉
とてもとても痛かったよ
恐らく君にとっては
何気ない冗談だったのだろうけど
気楽に跳ね返すだけの
力も元気もなくて-。
気まずい空気をいまだに引きずってる
ソレは容易くは触れられない
化膿した傷
私の人生そのものなんです
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必死になって勝ち得たようで
実はただの錯覚だった
本当はもっと色々なことが
その指の隙間から
こぼれおちていたのに
足元のことには目もくれず
彼は遠い高みだけを
目指していたから
風を読み間違えて
あっという間に
知らない場所に漂流した
富や名声や肩書きや
虚飾にまみれた日常と
やがて独り歩きして
消化しきれないほどの
たくさんの嘘と秘密
空虚な現実
千切れた自己顕示欲
いまはもう何も
なんにも残っていないと
肩を落として
涙も枯れ果てた彼
いや、あるじゃないか
たったひとつ
ただひとつの生命の音
その器を満たすもの
あるべき場所に常にあって
ぞんざいにしても文句も言わず
必ずそこで微笑むもの
生き物すべてが持っているもの。
死に物狂いと吐いて笑うが
その崖っぷちから見る光景を
他人は知らないだけなんだ
運命なんて放っておけよ!
痛みがくれた新しい理由
慈悲深い彼女の夢をみよう