詩人:未知 | [投票][編集] |
後悔というのはどうしてか
後からやってくるもので
だから後悔っていうんだろうけど
でもなんであのとき
気付けなかったんだろうって
なんでちゃんと
考えなかったんだろうって
今更いろいろ悩んだりして
たられば、なんて過去の話に
持ち出したらキリがないんだけど
やっぱりすごく苦しいんだ
開き直るほどには
莫迦になれないんだよ
塞がれた胸にどうか風穴を!
...痛くて痛くてどうしょうもないんだ
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すべては、いつか弾けてなくなると
知っていたならあのときもっと
その瞬間を、生きただろう
弾け飛んだあとで、初めてやっと
自分は生温い泡の中にいたと。解った
井の中の蛙で、箱庭の夜顔で
いかに自分がくだらない生き物か
ちっぽけで、無価値で。その癖高慢な
自意識過剰な子供であるか
なぜか尖って、触れる者みな突っぱねて
永い思春期をこじらせて。
様々な感違いを。しつづけていた
ほら見ろ。とほくそ笑み
「さもありなん」と君が吐き捨て去った
その温もりこそ
そこにしかない囲いだったと
失って今初めて、その尊さに焦がれる
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贋物だからすぐにバレてしまう
鍍金はいつか剝がれてしまう
本物には絶対に敵わないと思い知った
こんな嘘ばかりじゃ到底
あなたには触れられないよね
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わたしたちは
産む機械だと
産む機械から
お生まれになった
人間様が
そう、おっしゃったこともありました
生産性が欲しいのなら
油を差してください
至極当然のこと!
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黒髪のベティーを知ってるかい
あの白い家に住んでるらしい
郵便受けに届いたDMを
ひとつ残らずペットの
ヤギに食わせてる
対抗してるわけじゃあないが
彼女もベティーを嫌ってる
おっきなおっきな
お菓子の御殿に
無理矢理リボンをくっつけた
さぁさぁ、おいで
こどもたち
平和を愛する皆々様
黒髪のベティーは
馬鹿じゃあないよ
この目が黒いうちはね
さぁさぁ、おいで
おとなたち
幸せを願う皆々様
黒髪のベティーは
毎晩踊るよ
碧いお花が素敵でしょう?
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ドリーマーだね
記憶をたどって
明日を掴むフリ。
過去なんて
単なる付属品だよ
いわば盲目の
恋に落ちた彼女
スマイル0円。
夜も眠れやしない
涙だって
枯れたりしない
クレイジーだね
所詮さぁ終わる。
ぜんぶ消えるんだよ
だからシンプルでいい
不確かな愛を
確かめたい
夜が終わるまで
朝がやってきても
囁いてずっと
ひとつの言葉で。
フェイクじゃなくて
掬いあげてほしい
ただ純粋に
救ってほしい
この世界の
日陰から
あらゆる魔の
誘惑から
本当は臆病者と
見抜いてほしい
スマイルください
もっと右
もっともっとちょっと
奥のほうまで。
想像してみて
期待以上に
ここで未来を
魅せてあげたい
アナーキーだよ
他力本願に
ゆくゆくは正攻法の。
まもなく訪れる
真実の開眼と。
ダイブしたまま
ここで満月を待ってた
欲しいんでしょ?
死ぬ口実
のための失敗と挫折
今夜だって
一緒に
飛んでゆける
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落書きばかりでうやむやになって
なんとなく流れてく日常のその中に
実は大事なものがいっぱいあって
僕を安心させる何かはあって
色々隠れていたことに気づいた
いや隠れてたわけではないけど?
当たり前すぎて確実に見落としてた
ぞんざいにしていたと我に返った
いつものとこにいつものモノがないとか
ちょっと配置が変わってる?とか
頭より肌で感じる空気感
部屋の模様替えにも似た
いきなりの態度豹変に
戸惑ってるけどかなり焦ってるけど
ずっと原因考えてるけど
たぶん君は心当たりのない僕に
いちばん腹が立っている。。。
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あのとき心が死んで
涙のすべては枯れたはずなのに?!
いまだにわたしを苦しめる悪夢よ!!
いつか夜明けがくるはずの
この世界の果て
それでも平等な光なんて
手に入るわきゃないし!
私の闇が勝らないように祈っていた
こんなもどかしさが
いつも心を焦らせる
不条理に屈したら空の紫が滲んでく
言い訳ばかりじゃ
変えられないと知っているでしょ?!?
いい加減にして!!!
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世界は一つじゃない
命の数だけそこにあるはずだと。
彼の言葉が辺りを照らしたとき
からだの震えが止まったんだよ
ずっと出口を探していたら
自分で壁をぶち破ってしまう
たくましい誰かが
いきなり現れたかのような。
鮮烈な出来事-
その背中を追いかけて
ただ後をついていった
生きていることを許された気がした
やっと心のありようを思い出した
君は僕の太陽だった
けれどね。この頃は忘れがち
孤独と仲良くしがち
彼は遠い遠い人
明日の目映さに
追いつめられてる
投げ出したい気持ちに駆られてる
正解ではないだろう、と解ってても
間違いだとも決めつけられない
そんな個人の価値観と
裁量に委ねて。。。
飛び込む2番ホーム
死ぬ気でやってみなよ、なんて。
身勝手な言葉じゃ
今は何にも響かない
彼は遠い遠い人
他人任せの人生が終わる
明日はどうしている?
君にだって解らない