詩人:未知 | [投票][編集] |
まだまだ伝えたいことが
あったはずなのに
今となっては
もうよくわからないや
痛みもやさしさも
くりかえし押し寄せて
傷つけ合うたび
あの日のふたりは
無口になった
しまいわすれた
手紙の束に
落書きのようなメモ
走り書きで
「愛してる」。
あんなにあんなに
好きだったけど
今となっては
もうよくわからないよ
欠けた心は知らぬまに
また満ちて
君だって遠い過去の人
愛は鮮度
ときどき
感傷的になっても
新しい恋には勝てないの
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くやしいけれど
現実は、巻き戻せない
たった1秒前の
出来事ですら。
早送りもてきない
リプレイもできない
止めどなく、ただただ
流されてっちゃうだけ
ねー。いまはだいじだよ
いまを活かして
いまに投資して
いまをよく、視て。
信じてみれば?
愛することをおそれないで
愛されることに
おびえないで
奴より先に
出会えていたなら、って
思う自分を押しこめて
いまはいまを生きるだけ。
とにかくもうすぐそこに
明日は迫ってる
そして、去ってゆくよ
その後悔は
巻き戻せないんだよ
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すばらしい夜だから
うつつを抜かして
今だけここにある
ひそやかな恋をうたおう
あなたのために
いつも輝いて
そばにいるよ
道に迷わないように
すばらしい朝だから
夢の延長に
今こそここにある
ひそやかな恋を愛そう
抱きしめて
ずっと離さない
そばにいるよ
どんな寂しい時も
ざわめいたり
凪いだり
激しく揺れ動く
とまどい風の日の波
繊細な夢のように
壊れてはまた
息を吹き返す
傷んではまた癒される
立ち上がるその背なに
心からのキスを。
本当のことなんて
何ひとつ
知らなくてもいい
自分なりの真実
ひとつずつ
積み上げていけばいい
そうだすばらしい人生だ
うつつを抜かして
今こそここにある
二人のための恋をしよう
あなたのために
いつも輝いて
そばにいたいよ
道を照らすように
時には戸惑いを解き
すべて癒すよな
煌めく空の星
そんな存在になりたいよ
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特別な理由は必要ないんだ
確実にあなたに惹かれている
痛さを積み重ねたなら美しいと呼んで
もっとそばに来て、大胆に触れてみて
どんな一瞬もただあなたの為...
特別な理由がなくても
ふたりは特別になれるよ
息するように自然なこと
言葉が溢れだすように普通のこと
確実にあなたに惹かれている
もっともっと恋におちていく
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絶望の数だけ
膨れあがる
孤独もかなしみも
言いようのない
むなしさも。
希望の数だけ
また前を向く
まわるまわるずっと。
めぐりゆく
幸福は逃げずに
きみを待っている
彼女はそれを
知っている
だからあの子の
背中を追いなよ
たぶんその先に
未来はあるよ
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変に動揺している。
ぬるい風が悶々とする
僕の体をとおり抜け
居心地の悪さと
ずっとここに
居たいと思う気持ちと...
今は昂揚している。
悪意さえもまるごと
溶かしてしまうような
ねじれさえもまるごと
正してしまうような
そんな柔らかな
笑みとその
奥深いあなたの懐に...
ああっ
これまでの悪事も
忘れてしまいそうになる
みんなが幸せになる
権利があるんだってこと
君が思い出させてくれた...
愛されたいって
思うのは普通のことだって
なみだが流れた瞬間に
世界は色づいて
悪ぶる理由なんて
ないと気づいた
いま、君を守れる強さがほしい。
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冷たい木枯らしが
愛逆撫でて
心通り過ぎた夜
縞縞のギャンブル!
たった一度きり
犯した過ちを
振り返り見れば
若気のスリリング!
歩いた数だけ
大人にはなれぬと
非情な浮き世
呼吸のない惑星
識った後悔に
いまさら泣いた。
いま、握りしめた
君のその手を
振り解き
走り去り
格好つけて、逃げたい
楽に転べる世界より
刺のある夢
今は見たいよ
蝋燭吹き消して
さよならの代わりに
愛をこめて,,,
夕闇のスカイハイ!