貴方の言葉を噛み締めて
何度も反芻してみては吐く
この現実に耐えきれず
重みに潰されて立ち眩む
どうしてか強気だったあの頃
どうしても俯きがちなこの頃
今夜は素直に泣きたいけれど
本当のことなどまだ知りたくなくて

いまさらに気づいて、彼女は嘆いた
この人生にブレーキなんぞないらしい
加速したならあとは突っこむだけ
なんて素敵な。一日だろう!

堂々と飄々と痛さをわらおう
これからのことを
ちょっとだけ許していよう

どうせできない。だからやらない
は、つまんない
やってみたけれど。でも!できなかった

それなら君だってすこしは
納得して眠れるだろ?

当たって砕けて粉々に
なっちゃってもまた恋をする

恋は、する。

そうだね、生きているからね
美しいものにね。惹かれてしまうよね

言葉にしたら照れるから
背中に書くね





解読してね

もし、私のお腹が膨らんで
あなたがいつもより
やさしくなるなら
一生産まれてこない
わたしたちの赤ちゃんを
ずーっとずっと
ここに留めておきたいの。

好かれたいっていうより
嫌われたくなくて
だから、うかつに近づけない

傷つくのも恥をかくのもこわくて
なぜか、ここから動けない

死人への崇拝は止まらないよ!

いま何を以って
リアルと呼べばいい?

ここにある感情
ひとつずつ
伏せてゆく彼に

僕はひとつの疑問を
投げかけよう


あの世への妄想が止まらないよ!

きみの声にデジャヴュ
きみの夢にデジャヴュ

コラージュばかりの
アルバムは
踏みつける価値すらない

そんな気がして。

無力へと落ちる冷たい日
抗えないよ、影

これは...罠


WAO!

こんなちっぽけな
頭脳では
言い表せないなあ

ぴったりな表現が
浮かばないなあ。

ロボトミーの被害者

それこそが僕だろう

歪みの先端に
鮮血は降り注ぐ


ねえ?

ここにある真実
ひとつずつ
ドミノみたいに

並べて倒したなら

あの空から
素敵な模様が
見下ろせるかもよ?

あの空から
飛び降りたくなる

...かもよ!


希望とかゆう
ナイフで切り裂いた

鼓動・気道・非道!

無力へと落ちる冷たい日
抗えないよ、僕

これは...罠

そのとき背後で
厭な音がして

返り血を浴びた
被害者が

ほら。ここにもいたよ

うそをつくなら
さいごまで
だましとおして
ほしかった。

生理休暇を
堂々と取ったり
上司に色目遣ったり

毎日を安全日に
変えちゃうような。

なりふり構わない
女の生き方も
一度でいいから
してみたいケド

在りし日のゆめものがたり
ふたりはまだ
追いかけている

きみの声さえ届かない
絶望さえ感じない
とてもやさしい
生温かい世界で

鎧が重くて

もうトべない!

いま
見抜いてほしい

この強がりを

濁りそうな空
誘惑に濡れて

不意に

あぁあああ

静寂は切り裂かれて。

星はホシ
所詮、掴めないし

君はキミ

所詮
別の生き物だわ。