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未知の部屋


[166] パンチドランカー
詩人:未知 [投票][編集]

溜め息で膨らんだ風船
空にとばしても
心は全然軽くならない

君に伝わらない言葉が
伝えられない気持ちが
たくさんありすぎて

身動きとれないよ
日々鉛のように
重たくなっていく

まじないみたいな
祈りや願いが
この体を蝕んでいるみたい

なかったことに
したいことばかり

未来はどっちだ?
パンチドランカーのなれの果て

揺れうごく魂
ストロボみたいな
目眩まし的子供騙し

前に進めないんだ

君なしでは

2015/01/15 (Thu)

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