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未知の部屋


[17] Bye My Sigh
詩人:未知 [投票][編集]


もうなんにも感じなくなってしまえばいいよね

なにもかも忘れちゃって痛みも消し去って
起きたり眠ったりウトウトしながら...

不思議な魔法で階段をのぼってく


なんだか妙な気分だよ
いまは岐路ってやつなのかもしれない

君は振り向きもせず別の道を歩いてく
さよならも言わずに消えてゆく...


私は裸足で駆けだして
こらえて足早に通り過ぎるだけ

ただの道草だって言い聞かせながら
ただの気紛れだって言い聞かせながら


目覚めたときに待っているのは
味のしないガムみたいな現実

いつかの夢も嘘のように埃かぶったまま...


だけど心は...解放されたい
風穴ばかりでボロボロだよ

嵐みたいに吹き荒れて
思考の迷路ぐちゃぐちゃになる


だから片付けなきゃ
はやく消去しなきゃ...
そのたびに思い出して破片で傷つきそう

何度も何度もここでループする
あまりに惨めで残酷な進行形


傷口に沁みる孤独の大きさを
いまは感じながら...

忘れてしまったはずのあの日の出来事

殺意ごと心を逆流してく


目覚めたときに待っているのは
ひとりで抱く空の重さ

期待して見たはずの総ては悪夢で

「どうしてこんなに
傷ついちゃってるんだ...?!」

硝子ケースに並ぶ絶望

弱さに縋ってしまう
この現実を打破したいよ

2014/07/26 (Sat)

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