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未知の部屋


[195] マイナスからの逆襲
詩人:未知 [投票][編集]

ゼロからのスタート
なんてよく云うけれど
僕らもう、マイナスからのスタートだ

痛いほど知っても、これからを
進まなきゃならない現状に
向き合うだけの理由もまだ
正直、発掘できてない

ときどき胸に重い鉛が降ってくる
過去も現在もぜんぶ
蹴り散らかして

有り合わせじゃぜんぜん
満足できない
今よりもっと幸せになりたい

あれこれ欲しい、諸々したい...
素直な欲求が溢れ出して

何度も蓋をして
そのたびに泣きわめいて
また振り出しにもどされる

こんなに解りきってても
それでも一歩を踏みだすのに
僕ら、どうしてこんなに
時間と覚悟が必要なんだろう?

平穏は尊く、また荒れはじめる空
気をまぎらわすように
言葉を紡ぐだけ

そうなんだよ。いつだって
波がありすぎて
乗りこなせない日のほうが多い

色々なダメさ加減に
サジ投げてしまいそうだけど...
でもそれって限りなく
生にマジメだから。

あまりに生真面目なために
苦しくなって、自滅する

不器用なやり方でやっと
輪郭に辿り着く

こんなに分析できてても
それでも歩みを進めてゆくことは

僕ら、そう容易くは慣れないし
たぶん今後も
巧くはできないだろうけど

翼なんて待ってても
生えてきやしないから

期待通りでもそうじゃなくっても
ここにあるものに懸けて
これ以上の未来を創ろう

想像を武器に明日を変えよう

僕らは力を合わせて
この海原を漕いでいくんだ

...今日は抜け殻と決別する日。

2015/01/28 (Wed)

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