詩人:未知 | [投票][編集] |
ほぅらね。いつも下向いてばっかりで
人に頼ってばっかりで
自分で歩くことしなかった私は
ひとりにされれば無力で
無価値なもんだよ。
ここまでどうやって歩いてきたのか
どんな道筋だったのかも
わからないんだよ。
だって君に頼ってばっかりで
標識なんて見えちゃいないしね。
行き先だって他力本願
どうにでもなればいいなんて
気まぐれのスタンスが
結局どうでもよくはなかった。
ここでいま路頭に迷い
震えながらも向き合う魂に
泣いてばかりの日々が示した
からっぽの無知と未知。
失って色々分かったこともある
何もできないわけじゃない
夜が明けたらカーテンをあけよう。
君がいなくたって生きてやるから。