ホーム > 詩人の部屋 > 未知の部屋 > SOUL CAGE

未知の部屋


[32] SOUL CAGE
詩人:未知 [投票][編集]

止まり木のないCageのなかで
ひたすらに羽を動かして
休むこともなく/生きつづける
飛んでるつもりで落下してく

飼い主に気にいられるため
美味しいごはんをもらうため
芸をして手懐けられたフリして
いい子でいよう/いい子でいよう

本当はあの空に向かいたくて
こんなとこにさえ居なけりゃ今頃
自由にカッコよく羽ばたいてるのに
なんて/口では言ってみても

いざCageから出されたら
井の中の蛙ならぬ/カゴの中の小鳥
無力を思い知らされるだけ
あの青さに目眩がするだけ

誰かに寄生して/生きている
ちいさなスペースに魂詰め込んで
飛んでるつもりで落下してく

もう気力だけで立ち向かう
若さも元気も見当たらないや...
可愛い仕草に疲れたら
ときどき少し歯向かって/ガブリ

いい子でいたってつまらない
いい子でいたって報われない
飼い主に愛想尽かされたときに
わたしの人生終わるのかしら

それとも本当に/始まるのかしら

2014/08/20 (Wed)

前頁] [未知の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -