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未知の部屋


[328] きらり
詩人:未知 [投票][編集]

痛さを晒して生きている
こんな日々にもいつか
救いがあると信じてみたり。
ベッドの上で祈っている
"さいごの夜を夢に見た"

「本当はずっと前から....たぶん...」
「知っていたけど」

星屑のようにきらめいて消えた
そんなあなたとの
あっという間の幸福
あまりに速すぎて...

幻だったのかもしれない
一瞬で記憶は
洗い流されてしまった
どうしても欲しがりで
今だけじゃ足りないのに。

抵抗できないくらいの
強い力で
あの日の場所に
押し戻してよ

あの日のことを
思い出すために
おなじように抱きしめてほしい

人の痛みに敏感な2人
隠しきれない嘘の綻び
あなたが拾い集めた
カラフルな現実が
滲みるほど。

幻はきらり
まぶたの裏で踊り
まだ目を開けられない私

2015/03/28 (Sat)

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