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未知の部屋


[60] 7分の1の恋人
詩人:未知 [投票][編集]

ぐうぜんの出会い
あまい甘いあまい。妄想
恋はいつだって罪を誘う

夢のなかに今日という
現実を浮かべたら
はじけるように空を飛べ。

手をつなぎかけては
さりげなく振りほどき
近づいたと思えば
また遠ざかってゆく

コアクマなそぶりに
やられっぱなしだよ
いまこの瞬間もまた
深くふかい穴に落とされ。

醒めないでいまだけは
ほほ笑んでここにいて

意味深なことばと
うらはらな態度
絡みついたままずっと
胸の奥底でザワついてる

くやしいけれど好きなんだ
せつないほどに。もう救えない

でもその名前は
まだ口にはださないで
平気なかおじゃいられない


2014/09/22 (Mon)

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