まだまだ伝えたいことがあったはずなのに今となってはもうよくわからないや痛みもやさしさもくりかえし押し寄せて傷つけ合うたびあの日のふたりは無口になったしまいわすれた手紙の束に落書きのようなメモ走り書きで「愛してる」。あんなにあんなに好きだったけど今となってはもうよくわからないよ欠けた心は知らぬまにまた満ちて君だって遠い過去の人愛は鮮度ときどき感傷的になっても新しい恋には勝てないの
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