詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
君と交わした約束
誓い、幾つあったかしら
あの頃の未来には
叶うと信じていたんだ
あれから5度目の夏
もぅ間近だけど
何一つ叶えてはいない
過去で眠ったまま
時間だけが
経ってしまったから
二人して、随分
変わったはずだよね
変わらないモノ
あるかな…?
君も私も、"彼"に
惚れ込んでいるから
それも悪くない
けれどね…
いつか、君と
探しに行けたらいいな
あの記憶まで…
描いた未来まで…
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あなたも見たでしょう?
蛹から脱皮する姿
蝶が舞っていたのは
愛撫に満足したからよ
女になる為に
あなたを選んだの
躰だけ奪って欲しくて
身を委ねたのに…
幼き私が見た
大人なあなたへの想い
"偽りでもいいから"と
温もりに愛を求めた
そぅね、kissの仕方や
腰の振り方さえ
あなたから学んだわ
あの頃は、純真さよりも
むしろ眩暈を好んだ
私が脱ぎ捨てたのは
蝶になる前の姿そのもの
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きっと百年、
隣りにいたとしても
貴方の全てを
理解するなんて
無理だろう
きっと百年、
側にいたとしても
私の全てを
貴方には
理解できないだろう
けれど、貴方を
求めてしまう
私の想いと同じように
『愛して欲しい』と
望んでしまう
百年後も変わらずに、
私は 貴方を
求めているんでしょう
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梅雨だというのに
毎夜、月が見えていた
あの想い出の中の
男達は、今頃
何をしているのかしら
私は相変わらず
詩を描き溜めては
歌っている
嵐夜だというのに
化粧で顔を飾っていた
あの夏の日の夜に
躰を、許した
あの人は元気かしら
時々、逢いたくなる…
現実に疲れたときは
夢に見るの…
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孤独を売ったら
虚しさだけが残って
あなたへの想いに
罪を感じました
例え一時でも
あなたの事を想わない
時間が欲しかった
寂しくて、求め過ぎて
あなたの想いを
見失っていたから…
"あなたが全て"の
私には、決して
なりたくなかったから
例え一時でも
あなたの事を想わない
時間を得たかった
私は私でいたい
その上で、あなたと
恋愛していたい
そぅ想ったのです
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泣けない話じゃない
それも悪くない
けれど、今は私が一番
可哀想だと
思わせていてよ…
世界中の不幸せが
舞い降りて来た気分なの
笑えない話じゃない
本当は笑いたい
此々に、貴方がいない
それだけで
笑みも消えちゃう
世界中の誰よりも
貴方を必要としているの
貴方の声から
『逢いたい』が聴きたい
私からは伝えられない
想いが強すぎて…
泣けない話じゃない
笑えない話でもない
ただ此々に
貴方がいないだけ…
それだけの話よ
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君の声で分かるんだ
君が今、幸せなのか
そうでないのか
彼の事ばかり
考えちゃうんでしょう?
溜息ばかりが
増えたんでしょう?
我慢ばかりを
してるんでしょう?
どんな強がりも要らない
君の本当の声が聴きたい
だから、お願い
薄っぺらな言葉を
私にまで吐かなくていい
君の"幸せ"を聴く事が
嬉しいから
例え、見えなくても
笑っていて欲しい
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全ての出逢いに
意味があるのならば
あの夜の夢も
幻ではないのだろう
恋でも愛でもない
けれど忘れられない人
夏の終わり
明け方、あなたの
寝顔だけ残して
見慣れた街へと歩いた
二度と逢えないことに
疑いもしなかった
一度限りの出逢い
忘れやしない
一度限りの夜
躰にはあなたが残る…
生涯、最初で最後の
あなたとの出逢い
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愛は萎れ、想いは朽ちて
涙は枯れてしまった
夢を見て、愛に尽くして
あなたは幻になった
愛していただけよ
けれど、憎んでもいた
涙なしでは
語れない過去でさえ
色褪せてしまう
あなたの事さえも
思い出さなくなるのだろう
けれど、あなたは
幻じゃない
確かに存在した
私が現実で愛した
ただ一人の男
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愛は許し合うこと
過ちや間違いを犯して
気付く事もあるから
愛は信じ合うこと
疑う心を持ち続ければ
終ってしまうだろう
愛は育み合うもの
二人の絆こそが愛の形
そのものになるから
愛に傷は付きもの
傷付け合い、癒し合い
深く結ばれるだろう
愛は美しいもの
美しいだけじゃない
愛は…