詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
曖昧な冷たさ
少しの
不安と疑惑
その中に
数え切れない
優しさと
愛を感じるから
疑う心も
嘘じゃないけど
今なら
信じられる
やっとの思いで
辿り着いて
穏やかな日々
晩秋に
涙も消えた
あなたとの
恋愛は
落ち着きを得て
深み増した
緩やかな愛情
初冬に
温かい腕枕
幸福とは
傍に在るもの
あなたの
傍じゃなきゃ
きっと
気付かずに
感じられずに
知らずに
居たかもしれない
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揺れる恋心が
どうか
流れぬ様に
不安定な
想いの分だけ
沈まない
優しさを下さい
愛の波間には
静寂が
訪れるから
私が土ならば
貴方の雨で
固めてと、願う
揺れる恋心が
どうか
溢れぬ様に
穏やかな
想いの分だけ
浮かない
冷たさを下さい
愛の波間では
悲哀を
感じるから
私が星ならば
貴方の月で
消してと、願う
汚さを
洗い流して
輝きも
奪い尽くして
愛の波間に
離別が
訪れない様に
どうか…
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運命は
何度も感じた
この人に
違いないだろうと
何度も信じた
けれど
通り過ぎる恋心
悲しくも
それが
運命に違いない
永遠は
何度も夢見た
この人は
失くしたくないと
何度も思った
けれど
通り過ぎる恋心
誰となら
永遠を
見付けられるの?
彼でもない
あの人でもない
あなたなの?
ねぇ 私
信じてもいいの?
あなたとは
どうか
最後の恋で
ありますように…
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今年は暖冬
隣りも
温かくて心地良い
愛しさは
相も変わらずに
ずっと
感じるまま
出来る事なら
ふたりの
空間で
傍に居たい
誰も彼も
邪魔などしない
けれど
ふたりぼっちで
傍に居たい
どこか遠くへ
行きたい
この愛だけ
残して
消えてしまいたい
孤独や淋しさ
悲しみは
忘れてしまって
愛しさだけ
確かに
感じていたい
世界に
ふたりだけ
あなたと
生きていたい
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今 隣りに居る
あなたが
私の最後の人
そう、
信じてもいい?
双子座の
彼は
浮気っぽい
そんな占い
信じて
疑うの良くない
分かってるのに
頭の中
離れないよ
魚座の私も
恋心は
揺らぎやすい
あなたも
少しは
不安になるの?
良い所だけ
信じればいいのに
あなただけ
信じればいいのに
不安になる
要素はないのに
こんなに
愛してるのに
馬鹿みたい
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途切れがちな
思考で
"独りになりたい"
なんて
思うけれど
いつも 傍には
あなたが
居なきゃ嫌なの
疲れても
離れたくても
あなたが
居なきゃ嫌なの
その胸と
腕の間じゃなきゃ
眠れないの
疲れても
離れたくても
我儘でも
手が届く所には
いつも 傍には
あなたが
居なきゃ嫌なの
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涙目のあたしに
嫌気が
刺すでしょ
近頃は
泣いてばかり
あなたの
些細な言動は
弱った心を
癒したり
突き刺したり
胸の中では
素直に
ただ 泣けるのに
その腕を
離れた途端に
行き場を
失くす
涙と安心感
泣くという
感情を
許してくれたのは
あなただけ
そんな
あなたにでさえ
嫌気を
刺されては
あたしは
もう
誰の前でも
泣けない
あなたが
眠った後にしか
泣かないよ
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もう いいの
なにも
言わないで。
ただ 後ろから
そっと
抱きしめて、
隣りに
居てくれるだけで
いいから…
もう いいよ
黙って
話さないで。
今は
沈黙の中で
抱いて。
吐息以外は
なにも
要らないから。
もう いいの
言葉で
語らないで。
今は
胸と腕の間に
居させて。
不安に
怯える心に、
涙に、
安心を与えて。
今 望むことは
それだけ…
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罪の意識は
誰の為
感じるんだろう
あんたを
愛していても
私は
誰とでも…
きっとね
夜を
越えてしまう
尻軽で
軽薄な女だよ
口から
嘘を吐くなら
黙り通す
卑怯で
淋しい女だよ
愛してるのは
心なのに
躰だけ感じてる
馬鹿で
どうしようもない
ただの女だよ
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時間が経てば
腕枕さえ
失くしてしまう
そんな
些細な事に
愛情を
感じていたのに
隣りで眠る夜に
慣れる程
愛は薄れゆく
背中合わせで
眠る夜が
重なる度に
息苦しくて
涙の時
あなたは夢の中
些細な事で
眠れない
あなたの隣りは
最近 淋しい
綴る文字
あなたにしたら
これは
ただの嫌味
またひとつ
愛情を
失うかもしれない
誰も
気付かない
私だけが感じる
とても
些細な愛情...