詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
情熱も
咲かない恋じゃ
底が見える
誰も彼も
愛せる筈がない
そんな事は
解っていました
目を瞑れば
次第に
募りゆく恋心
現を見れば
次第に
冷めてゆく熱
認める事も
心から
愛す事も無く
恋が愛に
変わるほどの
情熱も
欠けていた
本気で
愛することに
理由が
ない様に
恋はしても
愛せない人でした
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
ふたりの間に
いつしか
嘘が行き交って
そのうちに
隙間が
増えても
愛してると
思うよ
裏切られ方が
違うとか
愛し方が
半端じゃないとか
特例は
認めないのに
貴方だけは
なぜか
信じてしまう
年月の闇に
迷っても
変わらずに
誓うよ
ずっと…
愛してると
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
何度も
終わった恋に
同じ人に
未練がましく
縋る君は
どこか物悲しい
悲劇よりも
現実は
泣けると
君は何度も
涙流す
痛みは
今、誰よりも
君のもの
次に訪れる
物語は、せめて
君にとって
喜劇で
あって欲しい
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
季節が
過ぎる度に
増すのは
"仕方のない事"
単なる諦め
理解すれば
する程
解らなくなって
同じ道を
何度も
歩いてしまう
白紙に
重ねてく色が
濃過ぎて
何気ない
優しさ
思いやりも
日に日に
薄れてくんだ
あの日描いた
落書きが
あたしを
苦しめるのなら
あなたも
いつか
同じ様になる
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
障害が
多いほどに
揺れて
燃える恋心
それは
雨で鎮火する
炎の様に
季節に
熱を
奪われてく
夏には
情熱を感じた
秋には
愛情を貰った
冬には
孤独を覚えた
"淋しい"が
募る程に
冷たいと感じる
季節が
過ぎる分だけ
知らなかった
感情を
覚えてく
幸福な
思い出の分だけ
沈んでく
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
貴方の全てを
奪わなきゃ
安心は得られない
臆病者は
不安で
極度の淋しがり
束縛は病
貴方に自由を
与えたなら
正気で居られない
愛を乞う
自虐的
狂うのはわたし
嫉妬は病
罠の様
抜け出せない
常識的な
感情が
死んでゆく
恋愛の病
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
この扉
閉めたら また
元の通りよ
何も無い顔
平常心
間も無い人に
惹かれて
間も無い関係
心も 躰も
堕ちてしまった
成り行きで
曖昧で
不確かな情熱
あなたが
差し出した
右手に
左手重ねて
薬指に
光る指輪 もう
見れなくて
感情のままに
愛するままに
此処まで
来てしまった
明確さや
冷静さは
欠けていて
情熱と
愛情と
信じるままに
今も、
あなたの傍に‥
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
もう 私に
興味が
無くなったのね
あなたの
優しさ欲しさに
当て付けの
言葉を
吐いたけれど
本当は
淋しかっただけ
構って欲しくて
泣いただけ
迷惑など
掛けないから
ずっと
傍に居てよ
必要なのは
他の誰でもない
あなた‥
Hugに
安心したり
kissが
優しかったり
それだけで
もぅ 充分
満たされるから
もっと
傍に居てよ
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
愛するが故に
狂う心は
自由と
理性を失った
魔物の様
"愛してる"の
重圧で
愛する人を
追い詰めてゆく
疎ましい束縛
罵り合い
空回る愛情
言葉濁して
傷付けて
逃げ出す男と
泣き崩れて
傷付いて
自虐的な女と
美化した
思い出だけが
残る‥
愛するが故に
狂う心は
孤独と
深い傷負った
兵隊の様
そして
行き場を失った
愛は ただ
膨張してゆく
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
彼は もぅ
愛してくれない
傍に置いて
そぅ 言ったのは
私なのに
悲しみ
憎しみ
取り戻せない
純な愛情
一瞬で
忘れられたら
楽なのに
愛されていた
記憶が
蘇っては消える
彼は もぅ
愛してくれない
忘れよう‥
そぅ 決めたのは
私なのに
淋しさ
憂鬱さ
抜け出せない
失恋の底
好きなのに
別れは
容赦なく訪れる
あの人は 今
幸せなのかしら
私のいない人生
少しだけ
後悔してよ‥