詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
愛し過ぎて
手首を
切ったあの夏
涸れるまで
泣いて
愛し続けたけど
愛されてるとは
一度も
感じなかった
あれから
片想いの恋愛は
やめました
愛する人に
愛される恋愛が
私には
必要だと
あの夏
学びました
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あの日の
わたしの決意
生半可な
ものじゃない
容易く
終わる永遠は
誓わない
半端な愛なら
あなたを選ばない
根拠も
動機もないけど
この身が
滅びたとしても
あなただけは
愛せると
確信してたから
運命を
初めて信じた
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あなたの手は
いつも
温かいから
私は
柄にもなく
甘えて
あなたの
手を
欲しがるんだ
冷え性の
私に
天使の手は
優しくて
とても
心地良いんだ
寒がりの
薄着
あなた笑うけど
毛布みたいに
温めて
叱らずに
黙って
抱き締めていて
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偶然が犯した
罪でも
出逢いでも
あの日
逢わなければ
何も
無かった‥
温かい午後を
ふたりで
過ごす春も
真夜中の海で
砂の城を
つくる夏も
手を繋いで
寒空を
歩く秋も
ひとつの毛布
ふたりで
分け合って眠る
冬も
こうして
毎年
過ぎればいい
歳を
老っても
あなたの
傍で
あなたを
見て居たいの
朝も昼も夜も
春も夏も
秋も冬も
ずっと永遠に‥
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どうして
傍に居なきゃ
不安に
なるのだろう
あなたも
ねぇ
孤独が怖いの?
刺激を
求めているの?
何も見えない
掴めない
あなたは
手の届かない
場所で
私は
不安になる
傍に居る時の
安心感
離れていても
どうか
感じさせて
あなたしか
私を
救えないのに
ねぇ
分かってるの?
何処で
迷っているの?
私は
此処に居るのに
何処を
見ているの?
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黒い疑惑が
脳内を
奪い尽したら
私は
あなた以外の
誰かを
探し始める
傷付いてもいい
真実しか
知りたくない
あなたが
嘘を吐く度に
根拠の無い
腐れた
感情が狂い出す
誰かに
抱かれる前に
あなたに
絶望する前に
どこまでが
真実で
嘘なのか
白黒
付けて欲しい
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貴方の所為で
不安に
なったのに
何故‥
煙たがるの?
どうして
不安を
取り除こうと
しないの?
貴方が
視界に居ない度
不安になる
どうか
私を救って‥
「お前の問題だ」
なんて
言わないで
それで
済まさないで
貴方にしか
私は
解放出来ない
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どうでも良く
思える程
冷められたなら
貴方を
求めずに済む
容易く
諦めてしまえば
楽だって事
頭では
分かってるのに
信じたくても
信じ切れない
こんな私でも
貴方は
愛せるの?
限界など
感じないでいて
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愛しい
理由なんかで
許す
馬鹿な私
阿呆面に
泣かされても
好きと
想えるなら
それは
幸せなのかな
不幸せの
始まりかな‥
もし これが
夢なら
覚めていい
目の前の現実で
ちゃんと
貴方を
愛したいから
貴方に
愛されてると
実感
したいから
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錆びた鎖で
繋ごうとも
逃げる犬は
捕まらない
そうして
私を
笑うんだろう
腐った餌で
吊ろうとも
逃げる魚は
擦り抜ける
そうして
私を
笑うんだろう
なんて
無意味な束縛
何処で
間違ったの?
私だって
自由が
好きだったのに
自由を
求めたくせに