詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
あの人が
結婚すると聞いた
複雑でも
揺れなかった
三年前のあの日
あの人を
裏切り
捨てたのは私
選んだ貴方は
未完成
未来へのRailも
保証も無い
けれど
私が愛せた人
悔やんだことは
一度もない
過去を
思い出すことも
二度とない
あの日
出逢えたこと
現在も
傍にいること
未来へのRailも
保証も無い
けれど
Happy endを
信じてる
何年先か
見当も付かない
けれど
Wedding dressは
貴方の為に
着ていたいから‥
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痛みを
誤魔化すのは
誘う麻薬
溶け込んで
すべて
忘れてしまう
本当に
痛い所までは
届かない
‥心の麻薬
私の胸
震わす貴方は
甘い媚薬
堕ちていく
すべて
どうでも良い
貴方の
"愛してるよ"を
聞けるなら
‥躰の媚薬
歯の痛みには
今日も
苦い特効薬
よく効くから
癖付く
欲しいのは
何時も特効薬
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嘘を吐かれて
それは
重ねられて
真実を知って
傷付く
見なければ
良かった
聴かなければ
良かった
知らなければ
良かった
悲しみより深い
哀しみが
あったなんて
知りたく
なかったのに
愛が憎しみに
代わる時
また闇に
捕らわれてゆく
心の中に
深く棲みつく
Monster
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裏切られた
現実
真実と嘘
深い哀しみと
絶望と
強い警戒心
払拭しきれずに
疑心暗鬼
愛してる
でも許せない
愛してる
…だから恐い
同じ過ち
繰り返さない
そんな戯言
何度も
信じられない
愛してる
でも許せない
愛してる
…だから恐い
愛してる
報われないのに
愛してる
まだあなたを
愛してる
あなただけを
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あの娘の様に
恋にも
溺れられなくて
彼のように
何かに
夢中にも
なれないなんて
不自由、不満
何もない
あるのは
愛と仕事だけ
中身は
からっぽだと
誰かに
知られたなら…
暮らしは
とても
安定した様で
退屈でもなく
平穏が
厭な訳でもない
満足、してる
訳でもない
愛はあるのに
仕事にも
追われてるのに
『不満なの?』
『けれど
何もないの…』
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誰かの愚痴も
悪口も
聞き飽きた
そして
呟くのは私
悪者がいなきゃ
いけない
どんな
場所だってさ
楽しくない
居心地は最悪よ
きっと
みんな同じね
最初に
やめようか
それも
また
覚悟が必要
喋らない
唇が欲しいよ
誰も
傷付けない
私も
傷付かない
最悪の
根源を棄てろ
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苛々苛々は
誰への
感情なんだろう
跳ね返るの
結局、私の所に
口は災いの元
本当に
痛い思いで
悔やんで
悩んで
疲れました
何かを
変えるには
変わらなきゃ
いけない
私の方から
歩んで
どんな相手でも
愚痴らないは
私の為
傷付けないは
繋がって
いつか
傷付かなくて
済むんだ
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昔は良かった
他人の
所為にして
逃げれば
楽だったから
年齢を重ねると
苦痛で
動けなくなる
失敗や
羞恥さえも
受け入れて
抱えて
生きていかなきゃ
いけないんだ
良い事ばかり
ならば
幸せだけど
苦痛さえ
今じゃ
受け入れられる
そうやって
少しずつ
強くなっていく
守られる側から
守る側へ
与えられた愛を
今度は
与える為に
年齢を
老っていく‥
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この道
踏み外そうと
するなら
その手引いて
離さない
あなたには
私しか
いないって事
蔑まれてでも
伝えてく
この先
間違いだけは
しないで
この世界には
正か否か
わたしには
あなたが
必要だって事
嫌われるまで
教えてく
正しい道か
どうか
解らないけど
同じ道
歩き続ける限り
守っていく
あなたも
私の未来も‥
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初めて
家に来た時は
掌サイズで
不安そうな瞳で
震えてた
私は
堕ろした子の
代わりに
君を抱いた
それから
外泊も
しなくなった
毎晩毎晩
潰さない様に
眠った
無邪気で
悪戯っ子な君
可愛くて
ずっと
傍においてた
それから
何年後かに
私の歳を
追い越した君
家族を持った君
縄張りを
守る為の傷跡
家を出た私
君の姿
帰るたび捜した
名前を呼べば
すぐに
返事をした
ごめんね
君を
ひとりにして
家族みたいに
君が
大事だった
私の
大切な息子
大好きだよ
お願い
連れてかないで
死なないで
まだ
傍にいて
死なないで
神様
どうか助けて