詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
距離を置いたのは
誰とだって
心底分かり合えない
そう感じたから
孤独が怖いくせに
強がるから
誰でもの顔色伺って
虚しくなるんだ
嫌な事には蓋をして
誰かと正面から
ぶつかる勇気もなくて
自分を誤魔化して
人生なんて
こんなものだと
説いてみせた
呆れるほど誰かを愛し
愛されて
何でもない出来事に
『幸せ』を
見付けられたら
友との想い出ばなしに
夢中になり
『馬鹿』が付くほど
笑い合えたなら
こんな『幸せ』
他にないだろう
人生なんて
こんなもので
十分だろう
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
愛し過ぎるぐらいなら
私は間違いなく
別れを選ぶでしょう
想いが一人歩きすれば
傷だけが増して
終わりが来るから…
想いが熱を持つほど
冷静になっていく
出逢いの形や時間が
違っていたなら
少しは二人の未来を
見れたのかな…
なんて叶わぬ現実
私は追わない
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
酷く孤独な夜だから
気絶するまで
揺らして欲しい
格安のLove hotelで
黙って抱いて
何度もイカせて
照明も冷房も要らない
汗まみれになるまで
抱いて、抱いて…
現実離れした世界で
夢を見させてよ
理由なんて、後から
付け足せばいい
今はただ…
格安のLove hotelで
黙って抱いて
何度もイカせて
夢心地でいさせて
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
君は自分に酔う
私は君に酔う
ただ愛されたいと
願うだけです
君は愛を乞う
私は愛を乞う
二人にあるものは
未来だけです
君は夢かと問う
私は恋か問う
答えなど
見付からないのです
ただ…
出逢った事に
違いはないのです
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
あなたは酷い人ね
誰も彼もに
良い顔をして
私を去り気なく
傷付けるんだ
あなたの愛を
どんな時も
受け止めて来たわ
けれどあなたは
気分次第で
私の愛をぶち壊す
きっと、世界は
あなたの味方でしょう
ひっそりと傷付くのは
いつも女の私…
きっと今度もそぅね
それでも
あなたを許してしまう
これが"惚れた弱み"
なのかしら…
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
常識屋になった彼女は
偉そうに物云う
まるで自分は何か
悟りを拓いた僧の様に
馬鹿馬鹿しい…
心になんか響かない
誰も彼も似た様
それは私への挑戦か
あるいは何か…
意味のない言葉と
理由もない未来への道
悩みなんて一つもない
ような顔をして
馬鹿みたいな振る舞い
なんて誰かの為
気付けば自分の為
抜け殻を探してるんだ
『元に戻る』ために…
『元に戻る』ために…
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
君との想い出を
切り取って
別世界に張り付けたい
そうすれば
誰にも咎められずに
君に逢えるから
君と戯れるたびに
愛しさ増す
君とのSEXに
溺れているのか
君自身に
惹かれているのか
答えは未だ
闇の中
光りが見えたなら
君に伝えたい
どんな結末でも…
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
あなたと出逢い
恋に落ちて
九百十三日が経ちます
あなたの顔が
曇らないように、と
あなたの頬が
濡れないように、と
守ってきました
愛してきました
あなたへの想いは
愛や情で
いっぱいです
この先も、あなたと
歩いて行けたら…
そぅ願う日々です
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
恋という名の詩や
口に出来ない人生論を
想い描き
綴ってきました
愛と名付けた詩や
形にならない幸福論を
想い描き
綴ってきました
私は弱いものだから
逃げ場が
必要なんです
私は強いものだから
捌け口が
必要なんです
決して見せない
裏の顔を守るために
胸の中に
詩々を描くんです
詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
夏を越えきるほどの
『情熱』は
使い果たしたから
今夜、流れ星となり
あなたの
前から消えます
夏の間中、恋焦がれ
見ていた夢を
"恋"と呼ぶには
短かすぎる輝きを
夜に乗せて…
あなたを愛した故の
決断だと…
わかって欲しい
理由があるとすれば
『永遠』は
ないということ。
夢から覚めるまえに
終わりを
告げ、逝きます
"流れ星"になって…