ふたりの時は
名前を
甘ったるく呼ぶ

誰かがいれば
呼び捨てにはしない

また別の誰かが
いれば
名字で呼ぶ

あなた
器用な人ね

他の誰かが
呼んだ
あなたの名前

真似して
初めて呼んでみた

あなた
少しだけ驚いて
笑ってた

あなたを
好きっていう
想いに
捕らわれて

光も闇も
自由自在なのに

暗い方へと
進んでいたのは
私だった

今は、ただ
逢えたら
素直に喜ぼう

話せたら
素直に喜ぼう

逢いたい気持ちは
そっと
閉まっておこう

光も闇も
自由自在なのは

私が今
ひとりだから

誰かさんに
貰った
縁結びのお守り

あなたと
繋がりたいから
携帯に
付けてみた

そしたら
あなたから電話

偶然でも
信じてしまうよ
ねぇ、神様

どうか
縁、結べます様に
あの人と‥

誰から見ても
私たち
恋人の様で

けれど
そうじゃない

ふたりだけの秘密
共有してる

わたしが
右を選ぶなら

あなたは
きっと左に進む

交わる点は
同じでも
先は繋がらない

けれど
繋がりたいから
この想い
貫き通すよ‥

あなたが
上を選ぶなら

わたしは
迷いながらも上を
目指すだろう

その先に
あなたがいても
いなくても‥

いつまで
独り身なんだろう

オジサンって
呼ばれて
おかしくない年齢

ねぇ、
誰でもいいなら
私を選んで

あなたから見たら
私はまだ
子供でしょう

けれど
恋してるの

あなたが
選んでくれるなら
幸せにするよ

淋しがりで
どうしようもない
あなた

ずっと
傍にいるから

ねぇ、
誰でもいいなら
私を選んで

あなたに
馴染んできた躰

洞窟の中
息も出来ない程
抱き合った

Fifty minute
あなたは
わたしだけ見てた

わたしは
あなただけ見てた

帰りの車の中
いつも
眠るあなた

昨夜は
ＢＧＭに合わせて
"与作"を
熱唱していた

目が合って
ふたりで笑った

眠らない様に
歌ってくれたのね
ありがとう

今度逢う時はって
選曲したり

帰り際
すぐに帰らない
あなたも
初めてだった

たった４時間半の
dateでも
始終笑ってた

年が明けて
日常に
戻ったけれど

確実に
時間は流れたね

年末の様に
忙しいと
言われる事もなく

気兼ねせずに
あなたと
逢える様になった

去年より
あなたの優しさに
深みを
感じる様になり

距離は
感じなくなった

あなたに
好かれてるのは
確かで

その感情が
いつか
恋になればと願う

駆け引きって
苦手なの
そういうの必要？

"お馬鹿ちゃん"
いいの、
そう言われても
嫌じゃない

あなたの前じゃ
気取らない

ねぇ誰かさん
こっち
向いてよ、ねぇ

"お嬢ちゃん"
わたし
そう呼ばれるの
嫌じゃない

あなたが
呼ぶなら素敵

ねぇ誰かさん
あっち
行こうよ、ねぇ

ねぇ誰かさん
わたし
好きなんだけど

ねぇ、
聞いてるの？

あなたが
Requestした曲
世代は
ギリギリだけど

ちゃんと
用意したから

次のDateは
いつにしますか？
あとは
そう聞くだけ

No planじゃ
また叱られるから
今度は
考えておくね

誰にでも
誘い文句囁いて
あなた
軽い人だって

わたし
知ってたのに

遊び感覚で
近付いて
惚れてしまった

遊び慣れてる
けれど
本当は純粋な人

逢わなければ
あなたを
知る事もなかった

あれから
わたしの前では
他の顔
見せてくれた

女の人に
囁かなくなった

ふたりで逢う度
惹かれてた