詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
"夜景が見たい"
あの日
思い付きで言った
言葉なのに
"甘木山に
見に行こうか"って
あなた
覚えてくれてた
大牟田の街を
見渡して
"この街の光
すべて、消えたら
凄いよね"
わたしが言うと
あなた、
手で目隠しして
"消えたろ"って
笑った
冗談でも
叶えてくれた事が
ただ嬉しくて
"ありがとう"
思い出
またひとつ増えた
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あなたが
好きなlove Song
唄いながら
"あなたといて
幸せ"って
歌詞のところで
半分笑って
こっち
見つめるから
あなたも
同じ気持ちかと
わたし
錯覚しそうで
悪ふざけでも
何でも
嬉しかった
思い出の曲
ひとつ
増やしてくれて
"ありがとう"
この唄が
好きになった
たった
それだけで
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あなたの声が
聴きたい
毎日、欠かさずに
電話するのに
理由は
要らなくなった
今日の出来事
話して
"また明日ね"って
それだけで
私たち
繋がっていく
逢わない日でも
声さえ
聴けたらいい
それだけでいい
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"今日も
パチパチ行ったの"
そう聞くと
あなた
言い訳みたいに
その日一日の事
話すから
必要以上に
聞かなくたって
あなたが
何して過ごしたか
知るのは簡単
最近じゃ
聞かなくたって
行動パターン
読んで
先回りして
あなたの行動
言い当てるわたし
それだけ
あなたを見てて
あなたを
知ったって事
もう後ろには
引き返せないって
一年前の様な
関係には
戻れない所まで
あなたとの
距離を
縮めたんだって
何だか
実感した‥
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午後十時半
最近じゃ
お決まりの時間
約束はないけど
やっぱり
あなたからの着信
"逢いたいなら
行くよ"って
わたし
試したんだけど
"お前面白いな"
なんて
また誤魔化す
他の話してたら
"ロッテリア
買ってきてよ"って
あなた
結局、
呼び出すのね
わたし
喜んで逢いにいく
あなたと逢う
たった
二時間だけの為に
片道二十分
今日も
車、飛ばして‥
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最初はね、
あなたに惹かれた事
知って欲しくて
興味本位で
だから、近付いた
恋をすれば
傷付くと知ってて
けれど
離れられずに
距離は近付いたり
遠退いたり
その繰り返しで
いつも
不安定だった
いつからだろう
淋しいから
あなたと逢ってた
ごめんね
それは、嘘じゃない
けれど、今は
淋しいからじゃない
好きだけじゃない
あなたという人を
少しだけ
理解できたから
こんな感じで
ずっと
傍に居られたら、と
今は、穏やかに
そう思う
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お互いに
都合の良い時だけ
呼び出して
同じ時間
過ごしていた
あなたは
誰でも良かった
きっと
それでも
私、選んでくれた
ありがとう
相変わらず
曖昧だけどいいよ
心地良い
最近じゃ
お決まりのパターン
仕事終わって
私から電話すると
受話器の向こう側
パチパチの音
"後で電話する"って
あなた
午後十時半ね
私、それまで
残業して
連絡を待つ毎日
今夜も
逢えたらいいなって
思いながら、
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苦しくなって
悩んで
気持ち知りたくて
こんな日々は
あなたにまで悪影響
わたしの姿
見るのも嫌でしょ
あなた
分かり易いから
"避けられてる"
なんて
被害妄想して
冷えた心
更に落ち込むだけ
"好き"って
簡単に言っちゃって
本気は
少しだけ伝える
そうすると
あなた笑ってくれる
こんな日々は
温かくて、幸せで
"わたし
笑ってるね"
あなたが
心地良く感じられる
存在で
ありたいから
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良かった
今日も逢えた
ふたりきりでも
誰かいても
私にとっては
同じ事
あなたがいれば
それでいい
楽しい事
好きな人だから
始終、
笑っていた
あなたが笑うと
私も幸せ
明日も明後日も
次の日も
逢える口実を
あなたが
用意してくれた
些細な事に
優しさ
感じてしまう
あなたの本心は
未だに
掴めないけど
傍にいる事
許してくれる限り
あなたに
私なりの"愛情"を
与え続けよう
いつか
花が咲くと信じて
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あなたとわたし
初めから
男と女だった
あなたは逢う度に
わたしを
女として見て
わたしは
そんなあなたを
意識してた
来るもの拒まず
わたしを
受け入れたけれど
去るもの追わず
あなたは
独りでいるだろう
わたしが
離れたとしても
淋しいでしょ
いいよ
傍にいてあげる
あなたが
淋しくない様に
ずっと