詩人:ゆぅ | [投票][編集] |
あなたに
四十歳の抱負を
聞いたら
一生懸命
考えてくれたね
ひとつめ
65Kgまでダイエット
ふたつめ
仕事を頑張る
みっつめ
早く結婚出来るようにする
忘れないように
ここに
残しておくよ
あなたも
忘れないでね
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あなたの声を
聞くと
とても安心する
その腕を
独り占めしたくて
その優しさを
誰より
与えられたくて
そんな存在に
いつも
憧れていた
あなたに
抱きしめられる
唯一の
存在になりたかった
一番じゃなきゃ
意味がないもの
嗚呼やっと
わたしだけのもの
その腕で
声で、優しさで
わたしだけ
愛してほしいの
あなたしか
見えないぐらい
あなただけ
愛させてほしいの
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出逢った頃に
モーション
仕掛けてきたのは
あなた
覚えてないって
言うでしょ
あれから
二年が経って
最初に行動
起こしたのは私
後先考えずに
あなた求めたのは
あれが
最初で最後
一年かけて
やっと
彼女になれた
ここから
すべてが始まる
あなたは
もう良い歳だし
私だって
賞味期限がある
あなたに恋して
随分と
計算高くなったよ
許してね
あなたのことが
どうしても
欲しかったの
覚悟しておいてね
死ぬまで
離れないから
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あなたの前じゃ
泣き虫で
甘ったれな女
我儘言ったり
他の男を
引き合いに出したり
あなたが
ウンザリしても
ちっとも
おかしくないのに
些細なことでも
叶えようと
いつも
努力してくれる
沈黙守るのも
優しさの
ひとつかもしれない
無駄に
傷付けてるのは
私の方だ
ごめんね‥
いつも
素直になれなくて
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ずっと
傍にいたのに
あなたの何を
わたしは
見てきたんだろう
振り向かせるのに
夢中で
見えてなかった
なんて
言い訳だよね
あなたの噂話
好奇心で
聞いてしまって
信じるものが
少しだけ
崩れてしまった
あなたが
変わらなければ
未来はない
それだけは
ずっと
分かってた事
別れるのは簡単
だけど
もう少しだけ
傍にいて
努力していいかな
あなた次第
だけど
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溜息が出るほど
良い年齢
付き合う男に
経済力がなければ
結婚は
無理でしょう
そんな事
言われなくても
分かってる
あなたとは
期待が
薄いという事も
それでも
傍にいたいなんて
わたし
どうかしてる?
あなたの周りの
友達は
口を揃えて
別れを薦めるけど
信じてもいい?
わたし
一人だけでも
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ルーズな性格で
人の事
馬鹿にして
ほんと
自己中心的で
自分勝手で
我儘で
空気読めなくて
良い歳なのに
怠け者の
レッテル貼られて
だらしない癖に
潔癖症で
都合良くて
頑固で
いつも意地悪で
好きとか
絶対言わないし
むしろ
好かれてるか
どうかも
分からなくなる程
女心も
分かってなくて
だけど
本当は優しくて
お人好しで
愛情深くて
人一倍
淋しがりやな人
惚れた弱みで
今なら
何でも許そうか
過去とか
他人の噂話より
今のあなた
信じてみようか
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悪ふざけか
照れ隠しか知らない
けれど
何度も拒まれたら
私から
寄り添えない
怖くなる
分からないの?
傷付いて平気な顔
いつもは
出来ないんだよ
私だって
そんな強くない
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あなたがいたから
余りにも
静かだったから
声も出せずに
泣いた
あなたから
手を繋いだ事は
一度も
なかったし
抱きしめられた
記憶も
ベッドの上だけで
あなた優しいから
私のこと
突き放せなくて
理由もないから
拒めなくて
断れなくなって
恋人に
なったんでしょう
あなたの気持ち
一度だって
聞かされてないし
どうして
自惚れてたんだろう
もし、今
別れを口にしたら
本当に
そうなりそうで
こんな不安が
付き纏う
あなたとだったら
ひとりよがり
本当、
馬鹿みたい
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あなたの瞳が
遠くにあることも
背中しか
愛せないことも
分かってて
傍にいたんだから
大丈夫
そうやって時々
振り向いて
抱きしめてくれればいい
隣りにいる私を
忘れていなければいい
我儘言ったのは
試したかったからだよ
どれくらい
好かれているのかをね
ありがとう
好きでいてくれて
私の事
見ていてくれて