ホーム > 詩人の部屋 > ゆぅの部屋 > 大阪の夏

ゆぅの部屋


[194] 大阪の夏
詩人:ゆぅ [投票][編集]

夏の渇きは
とても
心地良いのに

大阪の夏は
孤独過ぎたから
思い出は
『淋しい』ばかり

咲く花もなく
涙さえ
枯らした夜

あなたは
傍にいたのに

泣き声さえ
届かない恋でした

夜の宴は
三日と持たず

泣いてばかりの
恋でした

やはり
淋しき恋でした

やはり
悲しき恋でした

2004/09/01 (Wed)

前頁] [ゆぅの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -