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ゆぅの部屋


[222] リアルな夜明け
詩人:ゆぅ [投票][編集]

貴方の隣りでは
夜明けを
とても好んだ

誰彼構わず
抱かれるような
女だったけど

愛だけは
知っていたから

長い夜のあと
静寂が
襲って来て

そんな時は
やっぱり
貴方の隣りだけが
落ち着いてた

誰彼構わず
尻尾ふるような
女だったけど

恋したのは
貴方だけだった

暗闇の中なら
きっと
泣けたのに

夜明けが近くて

貴方はもぅ
何処にもいなくて

2004/09/21 (Tue)

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