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ゆぅの部屋


[263] 雨の中の炎
詩人:ゆぅ [投票][編集]

嵐の前は
淋しさだけだった

縋る誰かを
欲した
それは私の罪

背負う十字架は
愛した罰

狂うほど
求めたあなたは
この腕の中

嵐の後は
静寂が
待っているわ

小指に赤い糸
絡ませて
誓い続けるのよ

愛する限り
離れる事許さない

逆波に
呑まれても

消えない感情は
まるで
雨の中の炎

2004/11/14 (Sun)

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