梅雨だというのに毎夜、月が見えていたあの想い出の中の男達は、今頃何をしているのかしら私は相変わらず詩を描き溜めては歌っている嵐夜だというのに化粧で顔を飾っていたあの夏の日の夜に躰を、許したあの人は元気かしら時々、逢いたくなる…現実に疲れたときは夢に見るの…
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